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想像していたのとは違ったけれど、読み終わった後になにかが残る小説だった。僕はこういうのを「小説」と呼びたい。
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ポケットにスルッと入る薄さで、ちょっとした待ち時間でも読めそうなので買ってみた。
中身も「薄い」「軽い」印象でしたが、焼き魚を食べたくなるほどのしっかりした表現力(151頁)。期待以上の面白さでした。
それだけに香山リカの解説は余計。
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結婚するかも、っていう妄想(笑)はあまりないけれど、
好きかも~!!っていう妄想はたまにw
でも、なんか分かるなぁっていう気もしました。
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前半の女性の妄想、出会った男性に「この人と結婚するかも」っていう妄想とともに理想を頭に思い描いてしまうのはわかるわかると思いながら読みました(笑)ちょこっと仲良くなっただけなのにこの人と結婚するかも、この人となら付き合うかも。
でも話をしている間にやっぱり違うとか、その時そう思っただけで次に会うことも期待してない本当にただの妄想。
淡々と描かれているから面白かったとか面白くなかったというよりは、わかるわかるっていう同意?が主な感想かなと思います。
後半の男性のほうも、ここまで期待したのに!!
っていう憤りとかもわかるような…
どちらも面白いとは思わなかったけれど、軽く読めるし、普段時々思ってしまうちらっと思い浮かぶ妄想?が自分だけじゃないんだ(笑)っていう同意が得られます。
はっきりしない感じの内容なので結論がないものが嫌いな人にはお勧めしません。
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ジャケットが渡辺ペコだったのと、内容も良さげだったので購入。
表題の方は結構好き。「この人と・・・」ってちょっと考えすぎだと思うけど、まあ無いことじゃないのかなと。ケンとの接し方が不器用でそこに共感した。
でも「ケイタリング・ドライブ」は語り口調にちょっぴりついていけない感じがあって躓いてしまったなあ。
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残らない。
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気になる男性と出会うたび、「この人と結婚するかも」って直感する。けど、結果はいつも外れ。このままじゃ私、ただのイタい妄想独身女!? 二度と変な直感は抱かないと反省したのも束の間、英会話教室で出会ったケンのことが早速気になって……(『この人と結婚するかも』)。その他、迷走する男の勘ちがいを描く『ケイタリング・ドライブ』を同時収録。女も男も、恋をしたら妄想がとまらない!
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勘違いの多い男女それぞれのお話。
前半のお話のラスト、唐突に終わっちゃった気もするけど、なんか好き。
その後の展開は読者によってまったく変わるんだろうなと。
後半の男性のお話は、なんかわかる気がする。
っていうか、悪気があってかなくてか、現実でも勘違いしてしまいそうな接し方をしてくる女性は以外と多い。
狙ってないならかわいいもんだけど、狙ってやってるとしたら・・・。
恐ろしい。
うん、本の感想にはなってないw
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この人と結婚するかもより、結婚したらを考えることが多いかも。2つ目の話を読んだら、エスプレッソが飲みたくなった。
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「この人と結婚するかも」
「ケータリングドライブ」
の2本立て。男女の妄想恋愛を描く。
妄想がテーマなので、どちらもあんまり華がないけど、その末しっかり現実に目を向けて行く。
うどんでも何でも、一緒に食事をしていて楽しい人と結婚したいな。
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『この人と結婚するかも』の主人公が、自分で思ったように、こちら2編に登場する妄想女、妄想男は、確かにイタいかもしれないと正直思いました。2人とも、妄想が大いに暴走してしまっていますが、どちらとも、とてもよい友達が周りにいることが救われていると感じました。
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文学は経験だ、っていうのが実感させられてしまった……
なんか頑張れないね。同じくらいの人は、はるか前にいる。
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タイトルと表紙のイラストがかわいいのと内容に惹かれて手にとった本。恋は妄想から始まるのかもしれませんね。
主人公は気になる男性と知り合うたびに「この人と結婚するかも」と妄想してしまうのですが、このままじゃやばいと思って妄想するのをやめようと考えます。そのとき英会話教室でケンという男性と知り合うのですが……恥ずかしい話、私もちょっと会話して気になる人と「この人と結婚したら」と考えてしまうことがあります。
二話目の「ケイタリング・ドライブ」
これは男性が主人公なんだけど、料理研究家でパーティーの食事を届ける依頼を受けて、その道中、失恋したことを振り返る話。
男の人だって女の子に妄想、いや幻想を抱いている面があるのだと思います。でも、最後はちょっとだけ主人公が前進できたので良かったです。
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この人の漢方小説がすーごく面白かった気がして、借りてきた。
究極の妄想小説。よく頭の中でつらつら考えちゃうことってある。それが、小説という形になっている。そんな感じ。はじめが女の子で、後ろが男の子。香山リカさんの解説がまた素晴らしい。
*・*・*・
向いてないことをやっている多くの人間たちで社会は成り立っているんだから不思議だよ。
「ウマい料理ってさ、食べたあとの皿もきれいなんだよ。不思議と」
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主人公は30代の女性。ステキな男性と出会った瞬間に「この人と結婚するかも」と、感じてしまう直感の豊かさです。しかし実際は結婚どころか、デートも出来ない生活をしています。
この感覚、妄想系恋愛に走るタイプですね!!妄想力が強い人は、何も始まらないウチから、自らのストーリーを作ってしまう傾向にあります。しかし、現実の恋愛はストーリー通りにいきません。そんなとき、残念無念な気持ちが先に出てしまい、軌道修正しながら、仲を築いていくことが出来ない性格だと思います。その性格のもどかしさが、読んでいてクスクスします。
この本は表題作のほか、「ケイタリング・ドライブ」という作品が収録されています。こちらは男性版の妄想恋愛です。両作品とも主人公に共鳴してしまうわたしです。
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気になる男性に出会うたび「この人と結婚するかも」と思いながら、いつもハズレ。
う~ん、独身時代の一時期、そんな風な時あったな。
今思い出すと笑っちゃうけれど。
でもこういう時期もあって今があるんだろうな。
そんなこんなで楽しくあっというまに読破。