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自分、薬剤師だし、医薬品の開発もしてるし、なんて思いながらパラパラ見てて、ふーんとか、まぁそうだよね、というのが1.2章辺りで、3章は、そうそう、あっ、ヘェ〜となり、4章以降は栄養学的な要素がメインでガラッと変わり、ふむふむとあれやこれや疑問や突っ込み、またはググりながら読みました。意外に役に立つな、と。
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植物に毒があるのは食べられないようにするためと病原菌などから身を守るためである。実際には食べられないと困る事情もある。
①注意!有毒物質をもつ身近な植物ージャガイモ、スイセン、ヒガンバナ、イヌサフラン、チョウセンアサガオ、ユウガオ、ベラドンナ、アジサイ、ヨウシュヤマゴボウ、ビワのタネ、スズラン、キョウチクトウ、マメ、ドクセリとドクニンジン、バイケイソウなど
②人間以外の生き物に毒になる物質ージョチュウギク、クスノキ、ヒノキ
③毒が薬にも!植物から生まれたお薬ーイヌサフラン、トリカブト、クソニンジン、ヤナギ、ニンニク
④上手に摂ると役に立ってくれる植物たちーヘマトコッカス、コーヒー、グレープフルーツ・じゃばら・茶、トウモロコシやジャガイモがつくる物質
⑤薬の効果を無効にしてしまう植物ーグレープフルーツ、納豆、キャベツ
⑥長寿と植物~ガン・認知症と植物の話ーダイズ、ニンニク、オリーブ、ウコン
科学的な裏付けが書いてある極めて役に立つ本だ。
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タイトルから生物学的な話を想像していたのだが、どちらかというと雑学集という感じ。主体も植物というよりかは毒を摂取した人間がどうなるかみたいな話が多い。
主婦向けの情報番組を一冊の本にまとめました、くらいのイメージかな。
パラっと流し読みするにはトピックも短いし、文章も軽いので良いと思う。
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前半は毒がある植物をずらーっと紹介してるんだけども、写真は少ないし図のない図鑑ちゅー感じで残念
後半は植物そのものちゅーより野菜とか香辛料とか食材としての植物とそれらの人体への影響、そんでびびるぐらい唐突に終わる
〝なぜ毒があるのか〟についてをもっと掘り下げて教えてほしかった
行者ニンニクと間違える率たっか〜
インゲンはマメを日本に伝えた隠元僧侶に由来しとる
ティラノサウルスも痛風だった説
クソニンジンwwかわいい
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人間や動物にとって毒あるいは薬になる植物をまとめた本。毒をつくらないジャガイモは発芽しない=有毒物質は発芽するのに必要なのかもしれないという話や、ギョウジャニンニクに似た有毒植物がたくさんあること(バイケイソウ、イヌサフラン、コバイケイソウなど)、ベラドンナに含まれるアトロピンには瞳孔拡大効果がありクレオパトラが用いていたという話など知らない話が沢山あり、面白かった。