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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 6件

平蔵

著者 逢坂剛

まったく新しい「鬼平」。ハードボイルド時代小説!

「平蔵の顔を見た者は、だれもいねぇのよ」。
盗賊・黒蝦蟇の麓蔵は復讐を遂げるため、いまは平蔵の手先となった女に案内を頼む(「平蔵の顔」)。
両国橋の界隈で、掏摸を働いていた姉弟に目をつけたところ、思わぬ大事件に巻き込まれる(「繭玉おりん」)。
火付盗賊改・長谷川平蔵のまったく新しい魅力を引き出した六編。
特別対談・佐々木譲
挿絵・中一弥

【目次】
「平蔵の顔」
「平蔵の首」
「お役者菊松」
「繭玉おりん」
「風雷小僧」
「野火止」

平蔵の母

税込 880 8pt

平蔵の母

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.5

評価内訳

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平蔵狩り

2016/12/25 22:12

推理小説としての面白さはこたえられない

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

逢坂剛が描く火付盗賊改めの長官、長谷川平蔵の物語である。テレビでは中村吉右衛門が鬼平を演じる鬼平犯科帳が最後の幕を閉じてしまった。鬼平だけでなく、密偵や与力、同心いずれもが年を取ってしまい、痛々しい演技を見なければならなかった。時代劇が廃れてしまったこのご時世では主役を変えて再演することは難しいかもしれない。残念ではあるが、致し方ない。それにしても吉右衛門の鬼平は素晴らしかった。誰しも老いには勝てない。

 本編は逢坂剛が描く鬼平シリーズである。池波鬼平と同様に複数の短編から成っている。本書は六編の短編から構成されている。巻末に逢坂剛と諸田玲子の対談が収録されている。以前の『平蔵の首』でもそうであったが、平蔵はいつも編み笠を被っており、素顔を誰にも見せないということが前提となっている。素顔をさらすと狙われやすいと考えてのことであろうか。その説明はない。

 長編ももちろん悪くはないが、池波作品もそうであったが、短編に分かれているのは大変読みやすい。巻末の対談でも話は出ているのだが、池波は小説家であると同時に脚本家である。長谷川伸の弟子なので文体は簡潔で脚本調なのである。したがって、歯切れがよく、明快である。一方、逢坂の方は説明が書かれているので、事は調子よくは運ばないという特徴がある。どちらが良い悪いではないが、読後感の違いはそんなところかもしれない。

 本書の平蔵は池波の平蔵とは別人格のように感じる。密偵も与力、同心も池波鬼平とは共通していないのだから当たり前かもしれない。池波の鬼平とは全く異なる鬼平像が描かれているのだ。池波の馴染んだ読者はどうしても池波の鬼平をイメージしてしまうが、読み進むにしたがって全く異なる鬼平像を思い描くに至るのである。

 本書で登場する密偵も魅力的な脇役たちが揃っている。与力、同心も同様である。池波鬼平がテレビ化されて、鬼平や周りの脇役たちのイメージはもう役者によって明確になっている。それを逢坂の平蔵に当てはめるのは難しい。

 池波鬼平では、全体が舞台で演じられているような感覚であるが、逢坂平蔵では、本来は推理小説が平蔵や火盗改めという設定で展開されていると考えた方がよい。したがって、文中で説明調になるのはやむを得ないのである。現在は、続編『闇の平蔵』が単行本で出版されているが、是非とも続けてもらいたいものである。似て非なるものであるが、独自のエンターテイメントとして読者を楽しませてもらいたい。

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闇の平蔵

2018/06/20 18:50

ますます好調 逢坂の平蔵

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今まで逢坂の平蔵を2冊読んできた。長谷川平蔵を除けば、池波正太郎版と登場人物が一変しているのが分かる。しかし、火盗改の与力、同心、密偵などの役割は同じである。物語の基本としては3冊ともに平蔵が容易に顔を晒さないという点であろうか。罪人に顔を晒す場合は、獄門行きの連中に限られるという。

 本編も短編6篇から構成されている。前編で越中島の人足寄場にいたおりんがいよいよ密偵としての見習いを始める。映画、テレビなどの映像メディアであれば、普通顔と名前が一致し、同じ人物がその場にいれば一目瞭然である。ところが、小説ではそうはいかない。その手が逢坂のこのシリーズではよく使われる。

 寄り合いで打ち合わせが済んでいるはずが、いざとなると他人に入れ代わり、斬られていたりする。話はすぐに結論を出さず、後日談で斬られたのは全く別人であることを読者に明かすのである。また、その場に平蔵がいたというのである。実は・・・と平蔵が皆に解説をするという筋書きである。

 いかにも推理作家の腕が冴えている。反面、ストーリーが分かりにくくなるという弱点もある。したがって、この手ばかり使っていると読者も食傷するかも知れない。しかし、このシリーズは徐々にレベルが上がって来ている感が強い。単行本ではまだ読まれないかも知れないので、早く文庫化して広く潜在的な読者に知ってもらった方がよいと思う。続編を期待する。

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平蔵の首

2014/12/06 21:20

新感覚の長谷川平蔵像

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

池波正太郎ですっかり名が知られるようになった鬼平犯科帳である。その中の長谷川平蔵が主人公である。鬼平は鬼の平蔵の略であるが、本書では鬼平という言葉は出てこない。大抵が平蔵である。池波の長谷川平蔵は、いかにも人情家で部下の尊敬や人望を一身に集めている。部下ばかりではない。元盗賊の密偵も大半が平蔵の人柄に惚れて密偵になったといっても過言ではない。

 本書も基本的には同じなのだが、読み進んでいくに従ってやはり池波の鬼平犯科帳とは違うことがよくわかってくるのである。登場人物には池波鬼平と同じ人物は出てこないので、やや違和感があるのだが、これはむしろ当然のことである。

 違和感もあり、登場人物も異なっているのだが、ぐいぐいと引き込まれていく。構成は池波鬼平と同じように短編が6編並べられている。これは池波の鬼平同様大変読みやすい。
さて、何が異なるというのであろうか。

 冒頭にも述べたように池波鬼平は、事件を通じて、盗賊を通じて鬼平と部下、密偵との交流が描かれ、読者、ファンはこれに惹かれていくのであろう。本編ではこれは主流ではない。本編の主流は探偵小説なのである。あるいは推理小説である。盗賊の仕掛けた陰謀を解き明かしていく面白さを描いているといっても良い。

 推理小説の舞台を鬼平に借りているといってもよい。池波版に読み慣れていると、そこが曖昧にしてあったり、瑣末なこととして放置されている場合も多いのだが、逢坂版はむしろそちらに重点を置いて、悪党どもの巧妙な悪だくみが描かれているのである。

 こちらはテレビの長谷川平蔵をよく見ているせいか、最初に出ている「平蔵の顔」を読むと、さらなる違和感を味わうことになる。平蔵は市中見回りの際には笠で顔を隠しているので、誰もまともに平蔵の顔を見たことがなく、誰が平蔵なのか分からないという前提である。

 中村吉右衛門、松本白鸚、丹波哲郎、萬屋錦之助の顔が嫌でも思い浮かぶ私としては、なかなか面白いアイデアだと思った。それがこの短編にうまく利用されているのもこの作家の実力かもしれない。是非、続編を書き続けて欲しい。作家の父親である中一弥の表紙絵、挿絵もこの平蔵によく似合っている。

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