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9件
WWシリーズ
著者 森 博嗣
つねにベストは更新される。最新WWシリーズ始動!カタナを帯びた金髪碧眼の戦士、デミアン。記録上は存在しない特殊兵器。 楽器職人としてドイツに暮らすグアトの元に金髪で碧眼、長身の男が訪れた。日本の古いカタナを背負い、デミアンと名乗る彼は、グアトに「ロイディ」というロボットを探していると語った。 彼は軍事用に開発された特殊ウォーカロンで、プロジェクトが頓挫した際、廃棄を免れて逃走。ドイツ情報局によって追われる存在だった。知性を持った兵器・デミアンは、何を求めるのか?
何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?
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それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?
2019/06/27 22:19
WWシリーズということは…
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SA - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつまでも読んでいたいシリーズだった、Wシリーズが終わってしまいました。しかし、似たタイトルの系列で、WWシリーズが開始されると、新刊のお知らせメールで読んだときから、希望を押し殺しつつ、でもやっぱり期待していました。
そして、期待通りでした。
いえ、グアドとロジになった段階で、このシリーズはやはりWWシリーズであり、Wの先だけど、ちょっと何かが違う…同じ世界線にいるけど、更に進んだところに居るような感覚が、とても心地よい物語です。
グアドが語るウォーカロンとトランスファの観念に、まだ来ない未来に思いを馳せ、そして続巻の発売を指折り数えて待つのみです。
キャサリンはどのように子供を産んだのか?
2020/03/04 22:47
wwシリーズ3作目
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Anemone - この投稿者のレビュー一覧を見る
wwシリーズは森先生の作品の中でも微笑ましく…ニヤッとしてしまう場面や他シリーズとの繋がりが浮かび上がる部分が多くあります。
こちらの3作目でも同様に過去の作品との関連がみられます。
初めて読む方も以前から読んでいる方も読み始めたら漠然とした世界観に引き込まれます。
また登場人物たちの会話のひとつひとつにちりばめられた信号を理解するのに時間を忘れます。
読み終えた時にふと目を瞑ると宇宙を想像したくなる作品です。
それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?
2019/07/06 22:49
期待しかない続編
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ずんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
Wシリーズを読んでいた方なら、途中で登場人物の相関性に気付くはず。
森先生はいつからこんな構想が頭にあったんだろう…とワクワクする一冊です。
100年シリーズも復習されると、より楽しめそうな気がします!