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ジョン・メイナード・ケインズ 1883-1946(下) 経済学者、思想家、ステーツマン
著者 ロバート・スキデルスキー , 村井章子
大戦後の世界秩序をめぐる闘いとは?
ついに成る『一般理論』の刊行、戦費調達問題、ブレトンウッズ協定、難局続きの対米金融交渉、襲いかかる病魔――。
経済の不確実性をめぐり思索を重ね、マクロ経済学を生んだ20世紀の最も偉大な経済学者、ケインズ。ギャンブラーでもあり、実務能力に長け、時代を見抜く先見性にすぐれたケインズは、第二次世界大戦と戦後の経済構想にどう関わっていったのか。
下巻では、不況の理論的解明、『一般理論』の完成、理論の政策への応用、「ケインズ革命」、ニューディールとの関わり、病魔との闘い、第二次世界大戦と戦費調達問題への対応、大蔵省への復帰、ブレトンウッズ協定につながる戦後の経済秩序の構想、難航をきわめた戦時下での対米金融交渉、そして心労を重ね死に至るまでの後半生を描く。
ジョン・メイナード・ケインズ 1883-1946(下) 経済学者、思想家、ステーツマン
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ジョン・メイナード・ケインズ 1883-1946(下) 経済学者、思想家、ステーツマン
2025/03/28 12:19
大部のケインズ伝の下巻
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
大部のケインズ伝の下巻は、ケインズにとって栄光の日々とは言い兼ねる苦いものとなっていく。ケインズの主張が受け入れられていたら世界はどうなっていたのだろうかという思いにかられる。