楊令伝 六 徂征の章
著者 北方謙三 (著)
南北の動乱が終息し、呉用は江南から救出された。金国では阿骨打が亡き後に呉乞買が即位し、国の体制を整えつつある。梁山泊は、制圧した地域を守りながら、来るべき宋禁軍との全面対...
楊令伝 六 徂征の章
商品説明
南北の動乱が終息し、呉用は江南から救出された。金国では阿骨打が亡き後に呉乞買が即位し、国の体制を整えつつある。梁山泊は、制圧した地域を守りながら、来るべき宋禁軍との全面対決に向けて戦力を蓄えていた。候真は、黒騎兵を抜けて新たな任務に就く。一方、扈三娘は息子たちが消えたという報せを受けて洞宮山へ駆けつけるが、聞煥章の劣情渦巻く奸計に陥ってしまう。楊令伝、風雲の第六巻。
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面白い、その一言に尽きる
2012/01/24 10:00
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あすく - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作、水滸伝の続編
血沸き肉踊る熱い展開は以前と変わらず、しかし中身は大幅に変わっているように感じる
楊令伝 シリーズ
2023/08/07 14:53
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史小説での北方氏の女性の描き方がどうも好きではありません。戦争中の女性の扱いを描いているのでしょうが、そればかりです。そこに辟易します。
呉用は心まで少し洗脳されてしまったのか。救出されるが大丈夫なのか?元に戻れるのか。気になる。
致死軍の変化
2020/04/28 19:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻まで方臘の乱が中心といっても良いくらいであったが、乱が平定され、話は梁山泊に戻ってきた。そんな中で公孫勝は己れが作り上げた致死軍を侯真に譲ることにする。
侯真が初めて挑むのは、誘拐された扈三娘の二人の息子の救出であった。
侯真は楊令伝の冒頭から登場し、武松や燕青に体術を学んでいたときから、気になる存在であった。致死軍を率いることになるのは意外な展開と思ったが、迷いながら挑んでいく姿が印象的である。
他には、方臘の乱後、虚脱していた呉用が趙林との会話や青蓮寺から狙われたことにより、自分を取り戻していく様も読みどころだ。