自分らしく生きるための一歩
2022/12/01 20:10
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
五人の作家さんによるお酒にまつわる短編集。どれも趣が違ってお得感あり。
将来や生き方に悩んでいても、自分らしく生きる道を見つけていく、勇気づけられるお話ばかり。
農大がメチャメチャ楽しそう。
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほとんどお酒を飲まないので、ほろ酔いさえもあまりないが、お酒のあてになる食べ物はなぜか好きなものが多いので、あてを持ってきて読みたいものだな。
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きなお酒を飲みながら、お気に入りの作家さんの短編を味わうのは至福のひと時です。アラフォーシングルの女性と果実酒作りの相性がばっちりな、「初恋ソーダ」が秀作でした。
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お酒と女性がテーマの5つの短編集。
「三千円の使い方」の原田ひ香さんが読みたかったのだが、
織守きょうやさんの「ショコラと秘密は彼女に香る」が一番好き。
私はお酒が強くないのだが、たしなんでみたくなった。
ほろよいで、ゆっくりと読むのがいい
2023/06/10 08:28
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
お酒の話題がからむ物語のアンソロジー。ほろ酔い加減で読んでも大丈夫なくらい、衝撃的な展開はなく、あっさりと、ぼんやりと、読み終えることができる。寝る前に、お酒を飲みながら、ゆっくりと読むのがいいようだ。自分としては、「ほろよい読書 おかわり」のほうが好きである。
妹とお酒を飲んだ帰り、
2022/05/02 14:16
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
手元の本を読み終えてしまって、これから新幹線に乗ろうとした新大阪の駅にて。お酒って、単純にいろんな種類や味があるだけでなくて、飲んでいる時の気分て大事。ぱーっと気分を晴らしたい時だけじゃなくて、すっと気持ちが引いたり、ほっとしたり、少しセンチメンタルになったりできる。そういう飲み方をしたいね。
柚木さんのが良かった
2022/08/08 13:38
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
柚木さんって、子育て中のお母さんを応援するの、他にも書いてたよね。
織守さんのは、要素としてはおもしろいけど、親がいるのに、祖母が
「孫をこんなふうに育てた」って言うのはどうかなあ。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一話の子供がいない女性と姪の関係って……こんなに仲良しになれるかな……。親戚にいますけどね……こうなれたら楽しいかも。それから、酒好き夫人と夫との関係ね……これが許せないなら夫婦はダメですよ
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『ショコラと秘密は彼女に香る』 織守きょうや著
大好きな伯母登和子さんの想い人と酒豪だった彼女がお酒を呑まなくなり、ボンボンを好むようになったわけを知るために、神戸にやってきたひなき。
登和子さん曰く、酒で大失敗をしたことがあるから、飲まないのだという言葉が信じられないのだ。
ほんとうのことを知るために出かけた先でひなきが出会ったのは……。
『初恋ソーダー』 坂井希久子著
三島果歩は四十台で独身。果実酒を漬けることが好き。
だが、現在住んでいる場所ではもう果実酒を置く場所がない。結婚をする予定もないし、マンションを購入しようかと考える香歩。
同じ会社の友人の詩織は結婚し、一時の母となり、やっと断乳ができて、二人で呑みに行くのだが……。
パパ活のお試しでもあった飲み会は、詩織の夫が早くもギブアップしたために途中で中断(-"-;A ...アセアセ
そのまま帰る気にならずに行きつけのバーへ行くのだが、そこでのやりとりから密かに好意を持っていた山城が香歩の家へ……。
人柄って、表面だけではわからないことってありますよね。少しでも好意があれば大事なものってわかると思うんだけど(゜-゜)
がっかりするのも一瞬ですよね。最後に香歩が選んだことは私はいいと思うんですよ。うん、人生は自分のためにあるんだから!
『醸造学科の宇一くん』 額賀澪著
実家が日本酒の酒蔵の桜庭小春は農業大学へ進学。
そこには又従兄の宇一がいる。
宇一の家と小春の家は親戚なのにも関わらず、とても、とても仲が悪い。
元々は同じ酒蔵だったのに、古きよきものを残そうという兄と新しいものも積極的に入れていこうという弟の間で起こった喧嘩がいまだに継続しているのだ(苦笑)
だが、酒蔵を継ぐことを決められたレールとしてされてしまっている小春は宇一に問いかけてしまう。
「宇一くんは、自分の家で造っている日本酒、好き? 酒蔵の仕事ってそんなに楽しいと思う?」
そんな小春に宇一は学生寮の屋上へ、親に持たされた日本酒を持ってこないかと誘うのです。
そして……。
とっても、この作品すきだなぁ。決められたレールを歩くのは楽なようでしんどいと思うのですよ。私は絶対に歩けない。
宇一が小春の悩みを受け止めて、大学になじむために夜中の大学を案内するシーンが大好きです。
若い頃にこんなことをしてみたかったなぁ。
『定食屋「雑」』 原田ひ香著
夫の酒の飲み方が嫌で、ついつい口に出してしまったことが原因で、夫の健三郎に離婚届を渡されて出ていかれてしまった沙也加。
夫がいなくなったことで生活は苦しくなり、派遣の仕事だけではやっていけなくなった時に、夫が贔屓にしていた店で求人広告を出していることを知り応募、採用!
そこで出している料理は沙也加には信じられないくらい味が濃くて、食堂に来る人たちの食べ方も下品。
ですが、そこから徐々に変わっていく沙也加が素敵。
私はお酒を呑むと何も食べないの���、あまり気になりませんけど、気になる人にはなるんだなぁと思う一作でした。
『bar きりんぐみ』 柚木麻子著
大学で同じゼミだった大塚江里子にオンラインの飲み会に参加してくれないかと頼まれたバーテンダーの有野。
バーテンダーとしての腕を上げてきたのに、コロナ禍で店を閉店している有野にはありがたい申し出だったのだが……。
当日、PCの前にずらりと並んだメンバーはみんなバーとは縁遠い感じ。しかも有野が効いていた「bar キリングミー」は「bar きりんぐみ」で、保育園のきりんぐみに子供を預けている親の集まりだった(^▽^;)
そこから始まる飲み会はとても楽しいものとなっていくのが、今の息苦しさを逆手に取っていて、こういう集まりに参加したい!
お酒はいらないので、読書会でもいいんですけどね。
最後にこに話が来ていることでなんだか解放された気分になりました。
何を呑んでも美味しそう。でも、ずっとお酒を呑まないうちに呑めなくなっていた私なのでした(ノД`)・゜・。
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飲兵衛だからかな、すごく好きでした!
柚木さん、原田さん以外初めての作家さんでしたがどなたも面白く、コロナ禍が舞台なのもあるし、ジェンダーを絡めた話もあったりとどの話も読んでいてほっこりした。よかった。そして美味しい酒が飲みたくなったし、自家製酒作りまくりたくなった
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5人の作家による、「お酒」にまつわるアンソロジー。
粒揃いの楽しいアンソロジーだった。
続編「おかわり」も読みたい。
そしてもちろん、お酒も飲みたーい。
織守きょうやさん、初読。「ショコラと秘密は彼女に香る」は、リキュールボンボンと、お酒をたっぷり使ったお菓子。甘〜い。
坂井希久子さん「初恋ソーダ」は、果実酒。長く熟成されて美味しくなる。ひとつとして同じ味にならない。甘いだけじゃない。フレッシュなだけじゃない。タイトルの甘さを、気持ちよく吹っ飛ばされる。
額賀澪さん「醸造学科の宇一くん」は、日本酒。農業大学を舞台に、実家の酒蔵の酒の美味しさを初めて知る女子学生(でもまだ未成年)小春と、ひとつ年上の宇一くん。この二人を主役に、一冊書いて欲しい。「もやしもん」と並ぶ傑作になりそう。
原田ひ香さん「定食屋『雑』」は…ビールか?でも、どっちかというと定食屋の料理の話。
柚木麻子さん「barきりんぐみ」は、普通の家にあるもので作れるカクテルが次々登場。ヘトヘトの子育て家族たちに、心がほどけるひとときを。とはいえ、きりんぐみだから出来たオンライン飲み会かなぁ。ひよこぐみでは、とてもとても…
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最初のウィスキーボンボンと
最後のバーテンダーの話しが個人的には、好きです。
コロナ禍でzoomで行なうバー、いいな。
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お酒があまり飲めない私にはお酒を楽しく飲める人たちが羨ましい。
お酒の美味しさが分かればこの小説を読みながらお酒の味も想像しながら読めたのかな。
「初恋ソーダ」と「定食屋「雑」」には女として色々考えてしまうところがあり、「barきりん組」ではコロナ禍ならではのお話で、これは今の小説だなと感じました。
いちばん好きなのは「醸造学科の宇一くん」です。
なんだか、ほんわかした雰囲気でよかったです。
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5人の著者による、アルコールに関わる短編小説、中には初読みの方も居ましたが、どれも良かったなあ。
チョコレートボンボンは久しぶりに食べたのを思い出しては幼少期の頃、ウィスキーボンボン食べなたあと、梅酒以外作った事がないけど他の果実酒の作り方、その回では、異性の人との飲みには、わかるうと言った感想があり。コロナ禍でのリモート会でのカクテルもちょっと前まで飲んでたなあと懐かしく感じた読了でした。