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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章の書き方が、いろいろな角度から説明されていて、よかったです。話すことと書くことの境目を意識してみたいです。
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文章とは曖昧模糊とした自分の内面をくっきりと照らし出すランタンのようなもの。自分がどんな人間かを深く理解することで、自分らしく生きることができる。「書ける人」は、自分らしく充実した人生を手にすることができる。
では文章を書くにはどうすればいいのか、ということがわかりやすく書かれています。
私も書ける人になりたい♪
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書くテーマが見つからない、頭の中にあることを文章で書けない。そんな悩みは本書を読めば、明確に解決策を示してくれます。非常に多くの著書をコンスタントに出し続ける齋藤孝氏だからこそ説得力のある内容だ。冒頭の「考えながら書く、書きながら考える」は、まさにフリーライティングのことだと思った
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話すように書く。
文章を書くにあたり、何をテーマに書くのか、その文章で何が言いたいのか、どういう構成にしていくのか…なんてことはとりあえず置いて、思考の赴くままに列挙していったらいい。考えを整理してから書くのではなく、書いて考えを整理していく。
ある問いを立て、それに対して答えを出したり発見をしたりするような文章が読み手の心に引っかける良い型である。問いを探すことが、文章を書く力、読ませる力に繋がる。
そんなことを本書から読み取った。
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書くことに限らず自分の中では、「話術の幅をひろげ深めていくきっかけになれば」「ちょっとしたメールや文章力の向上に繋げたい」と思い著書を手に取る、読み進めていくと次から次へと興味が湧いてくるテレビに出ている著者が優しく語りかける様に入ってくる。「書くこと・話すこと・読むこと」全てが絡み合い、最終的にはもっと多くの本に出会い、自分の中に多くの名文を取り込みアウトプットする。話術だけに限らず人間の幅を拡げ深めていくアドバイスを聞いた気がする。
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最近、教養を深めたいと思うようになり、『語彙力こそが教養である』をきっかけに齋藤孝さんの著書をよく読んでいます。「読む」ことではなく「書く」ことに重点を置いた本書は、今までの著書とは視点が異なっており興味を惹かれました。
私は小学生の頃の読書感想文が大の苦手でした。何を書けばいいのか分からず、必死に原稿用紙を埋めることが苦痛で、国語嫌いになった要因の一つではないかとさえ思っています。
それ以来「書く」ことに苦手意識を持ち続けており、それを避けるように生きてきたように思います。
しかし本書によると、「自分の内面にはさまざまな思考や感情がつまっていますが、そこは暗闇に閉ざされている」「そして、書き言葉というのは、その暗闇を照らすランタンのようなもの」なのだそうです。
考えながら書くことは労力を必要とするが、それによって思考が深まり、人間力が磨かれるというメリットがある、と分かってはいそうでしたがこうして文章で書かれると深くうなずきたくなりました。
現在ではアウトプットする場面はこのブクログくらいしか思いつかないので、読書+感想をセットに続けていきたいと思います。
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「読書する人だけが」の続編のつもりか。最低だ。
特に気に食わない点は、タイトルにある「手にするもの」について全く語られてない。タイトル詐欺。
編集者にそそのかされて続編にしてしまったか。
書き方入門っていうか、書き方の手引きは、どの作家も出版しているが、なんとなく「はしたない」と思ってしまう。「こうすると書けるよ」と言ってるつもりなのか「私はこうして書いてます」としか言ってなくて、手の内明かして小金を稼ぐ感じ、ネタバラシマジシャンと同類。私「は」こうして書いてます。なのに、さも一般論のように、さも学術的なのように、さも極意のように、語る感じ、はしたない。
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書ける人だけが手にするもの
【どんな本?】
妻から勧められて読んだ。タイトルの通り、「書くことで自分の思考が深まる、というメカニズム」と「良い文章を書くコツ」が書いてある。
【全体的な感想】
自分は最近PCやiPadを持ち歩いて見たこと感じたことをアウトプットしており、「この本に書いてあることはあなたがすでに実践していると思う」と言われて読んだが、不思議と大半は実践していたので驚いた。
齋藤先生は自分の今の人格や思考に大きな影響を与えた人の一人なので、その人と同じ実践知に辿り着けたことを嬉しく思うし、やっていることに自信が持てた。
自分の感情をアウトプットして理解を深めることによって「常に自己を客観視できるので穏やかになれる」「自分をコントロールできていることに自信が持てる」「負の感情に対して先回りできるので幸福感が強まる」など人間性を豊かにする効能が生まれると感じる。また、自分の感情や世の中の物事に対する「モヤモヤ・疑問」を構造化・言語化する営みを続けることによって、「問題解決力が上がる」「人に対して自信を持って話せる」「無思考の時間が減る」などの自己成長的な側面もあると思う。
「ヒトに向かう」を志向する私の人生は「人とわかり合う喜びと、そこから生まれる協力関係によって何かを成し遂げる喜び」によって構成されるものだと思っているので、人間感情の理解とその言語化は一生続けていきたい。
【学び】
・文章を書くことで自分の考えがはっきりする、というのが最大のリターン。
・文章を書くきっかけは「これについて考えようとするとモヤモヤする」「モヤモヤするから考えてみたい」というのが主。このモヤモヤの正体を言語化していくのが文章を書くというプロセスであり、晴れてこれが解消した時にはスッキリする。
「自分という人間の内面が、またひとつ、くっきりとした輪郭をもって発見できたという快感」
→世界をクリアに見渡せれば見渡せるほど、人生が多幸感に包まれる、ということだと理解。
・わかったつもりだと書けない。「そういえばあれってどういう意味?調べよう」と素直に思えること。そうすればあとは「調べればいいだけ」になる。
→めちゃめちゃ共感。自分の座右の銘が「無知の知」であることも、周りから「君はみんなが納得しかけた時にでも問いを立てるよね」と言われているのも、「わかったつもり」を許すと思考が止まってしまうと考えているから。友人が「疑問をすぐに調べる人は頭が良くなる」と言っていて納得したのも思い出す。
・面白い文章のパターン
①みんなが気になる問いを立て、「だからこうなっているんだ!」という答えを発見する
②実際のエピソードを紹介し、そこに自分の意見や学び・教訓を付け足す
③心に響いた名文に、自分のエピソードを引っ掛ける(同じことをこういう時に感じた、つまりはこういうことなんだ!みたいな)
④普遍的現象に対して、「実際にやってみた」「検証してみた」(水ダウがこれだと思っている)
⑤概念を深掘りし、3つくらいの事象に紐付けてみて、学び・教訓を得る
→概念に対して紐づけられそうな事象を見つけ出す引き出しがあることが重要。その引き出しこそ、経験や読書から生み出される。
・「自分が書きたいネタがどこかにあるはず。どこにあるだろうか」という素直な目で世の中を見渡していれば、自然と「書きたいこと」が向こうから飛び込んできてくれる。
→この思考は、ちきりんの本を読んで養われたと感じる。以前の自分は「周りが求める情報を提供すること」を重視しすぎて文を書くのが楽しくなかったが、周りを気にせず自分が書きたいことを「素直に」探して書きながら構成することができている。
「素直」というところが超重要で、社外の友人が「やりたい仕事ができない、んじゃなくてやりたければやればいい」って言っていたことを思い出す。「自分の感情を理解し、(やれるかどうか、周りがどう思うかは気にせず)そこに素直になってやってみる」というパッケージをどれだけ回すかで、人生の楽しさは変わってくると本気で思う。
・使わなかった文章も立派な自分の内面の一部なので、「補欠文章」「控え一覧」としてとっておく。→良い気づき。捨てていたので、とっておこうと思う。
・一冊につき3箇所は、引用できる箇所を持ち帰れ!
→山田進太郎さんのブログを見て同じことを思って意識していた。意訳ではなく文章丸ごと引用するのがポイント。
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その答えは思考の広がりです。
物事を一方向からではなく、多面的にみる習慣
や、関連する事柄に対しても深掘りしようとす
る探究心と共に考える内容が広がっていきます。
知的な会話でもそうだと思います。
話のテーマが大きい部分では同じくするが、内
容が多岐に渡っていくことにより新たな気づき
が生まれる、そんな瞬間があると思います。
つまり話すように書くのです。
ただし知的な会話というのは、豊富な語彙力が
必要とされます。「ヤバい」「ムカつく」だけ
では思考が広がるはずもありません。
まずは「書く」ことから始めれば、語彙も増え
それが知的な会話へとつながる好循環を生みま
す。
書く内容のネタも含めて「文章を書く」という
行為のハードルを下げてくれる一冊です。
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学生の講義についてちょいちょい書かれている箇所があり、若い世代はSNS等で以外と文章書いたり、綴ったりして書くことに慣れている。
問題はふんぞり返って知ったつもりの大人が多いこと多いこと。これは大の大人が読むべき(最近の書けない若者批判してる場合じゃないよ)
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わたしは何者か?
どの属性から書いているのか
なるほど!
こぼちゃん作文の
風船の話
いいなぁ
風船を飛ばしてしまった女の子
一緒にいたこぼちゃんは
その子に自分の風船をあげるかと思いきや
自分も手を離して風船を飛ばした、
え?そうくるの?
意外な展開。
そのあとこぼちゃんの優しさにじ〜んとする
2つの風船が飛んでいく絵が見える
1人で飛んで行った風船に
1人じゃないよって声をかけてるみたい
こんな素敵な文章かけたらいいな。
さらりと立ち読みだけど
また読みたくなったら
今度は買おう。
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
何かを書くとき、考えるときに、問うことを初めに持ってくると書きやすいし考えやすいし、読んでもらえる可能性も上がる というのはなるほどと思った。
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わかりやすかったが,すでにやっていることだったので、もう少し上級者用?論文特化した続編出して欲しいです。
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文章力向上の一環として、本書を読んでみた(文章力関連3冊目)
他の本同様、書くことの大切さ、書くことで得られることが並べられている。
考えるために書く、わかったつもりで書いてはいけない、かっこいい文書ではなく伝わる文章を目指しなさいという点は他の本と共通する部分であった。
この本独自の内容としては、まず「発信することの快感は、発信することの恐怖をはるかに凌駕する」という一文が印象に残った。まだ発信することに抵抗感を感じる私には刺さる一言であった。
また、オリジナリティのある文章=新しい題材ではないということ。どうしても面白い文章を書こうと思うと、新しい題材を考えてしまいがちだが、1つのネタも「切り口」を変えれば全く違う断面を見せるという言葉には非常に考えさせられた。
最後、一番印象に残り今後の自身の生活でも活かしていきたいと思ったことは、「日常の生活にあふれる?を大切にする」という点である。
確かに生きていると?と感じる点は多い。?にはまだまだ面白いことが眠っている。
この?をクリアにすることが、文章を書く力、読ませる力につながると思うし、それだけではなく自分の人生を豊かにするものではないかと感じた。