☆天久鷹央の事件カルテ☆
2024/10/10 22:18
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投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
長野県の山奥に聳え立つ洋館《九頭龍邸》に招かれた天久鷹央。そこで彼女を待っていたのは、計算機工学の天才として名高い九頭龍零心朗からの「最後の依頼」だった。
だが、捜査を開始し間もなく、とある殺人が起き、事態は混迷を極めていく・・・
物語の中盤で、事件は一度解決したと思われたが・・・
浮かび上がる容疑者達と、連鎖する事件。そして、最後に嫌疑がかかったのは、まさかの・・・
天久鷹央は、この事件に真相という名の診断を下せるか!?
最初から犯人の目星がついた
2024/10/27 09:43
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
鷹央ちゃんの元彼女で長野県の資産家夫人になっている医師に招かれて、いつもの統括診断部メンバーで長野の豪邸で謎解きをするという内容。解決したかと思いきや再度事件が起きるという2段構えで構成は凝っていましたが、犯人の目星は最初からついていて、やっぱりねという感じでした。
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鷹央の大学時代の元カノ登場でビックリでした。そして、その元カノこと燐火の結婚相手に依頼された最後の依頼。その夫もまた天才で、あの鷹央も一目置く天才プログラマー・九頭零心朗。九頭には前妻との間に3人の子供が居て、遺産相続争いが起きて…
天才を愛する燐火の心情が鷹央にとっては重かったのは納得です。尽くし尽くされる関係は、どちらかが欠けると破綻するってのが今の鷹央なら解るんでしょうね。平凡な小鳥遊と鴻ノ池のトリオが鷹央には心地よいんだと再認識しました。尊敬はしてるけど、それを崇拝はしてないって所に差が出た気がしました。
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天久鷹央シリーズ10周年記念作!
まさかの天久が容疑者になってしまう展開。
なんとなく犯人の予想はついたんだけど、医療トリックはやっぱり全く予測不可能。
毎回毎回、引き出しの多さにびっくりしている気がする。
天久と小鳥遊の信頼関係もますます強くなっていて、もう付き合っちゃえばいいのにと思ってきた。
アニメ化も楽しみ♪
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トリックは医療知識がないから全然分からないけど、相変わらず面白かった!しかも鷹央が容疑者になるなんて!元カノが出て来て小鳥先生にライバル心燃やしてるのは見てて楽しかった。
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今回は山奥にある洋館が舞台で、クローズドサークルっぽい設定がいつもと違って新鮮だった。
統括診断部の3人の団結力というか、お互いが信頼している姿が凄く印象的だった。
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面白かったけど
びっくり仰天
みたいなのは無かったな
あと登場人物達の一部が
モブ名過ぎる笑
九頭龍先生との回想シーンとかが
欲しかったなあ
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今回もワクワク!
鷹央ちゃんと小鳥、舞のトリオの活躍に期待!
まさかの展開続きで、読み終えてから反芻し余韻を楽しませていただきました。面白い。
面白すぎるので、アニメ化までにシリーズ全再読決定ですね
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その事件、愛ゆえに…
「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ17
小鳥遊が赴任して一年数ヶ月。
大学時代の友人に長野県の山奥へと呼び出された統括診断部一行。
聳え立つ洋館には、鷹央も天才と認める九頭龍零心朗の変わり果てた姿が…
財を成したがゆえに狙われる命。その天才からの依頼を受けて、九頭龍の命を狙った動きを明晰な頭脳で明らかにしていく。しかし、その疑いの目は鷹央に向くことになる。
小鳥と舞は鷹央を信じてはいるものの、状況的に予断を許さない。
果たして、この疑念を晴らすことはできるのか。
読者の気になる鷹央の過去の恋愛も明らかにもなるところも見どころの一つ。
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天久鷹央シリーズとして医療ミステリーが楽しめました。が、犯人はすぐに読めちゃうのでドキドキ感はもうひとつと感じました
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愛も行き過ぎると病気になる。愛する人をも殺す「共依存」の怖さ。
犯人はあの人だろうと早くに気づけたが、九頭龍零心朗を殺した理由まではわからず。
恨みではなく、自分だけのものにしたい。うーん、想像以上に怖かった。
鷹央の過去の恋愛にも、へぇーとびっくり。
もちろん、安定の面白さです。
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クイズとかパズルとか、とにかくそういう類のものには何となく答えはわかって、多分これ以外ないだろな、と思っているのに解法のわからない問題というのがある。
たいそう歯がゆいのだが、よく考えればわかる、とかひらめく、といったものではない時。
クロスワードパズルなんかでも、たぶんここに入るのはこの言葉だよな、それ以外ないよな、と思うのだけどヒントを読んでもその言葉である確証が得られない。
歯がゆい。正解だったとしてももやっとしたものは残る。言葉の意味に対する知識がないのだからそれ以上考えても仕方ないのだが、すっきりはしない。
******
「天久鷹央」シリーズは、トリック(や"死因"や、特異な行動の理由など)が、医学の知識がないとわからないものなのでどちらかといえば鷹央先生の推理をほうほう、そんなのがあるんだ、へぇぇ…とかただ感心しながら楽しむタイプのミステリだ。
今回も、中心的なテーマは"被害者"にそもそも何が起きたのか、その後に起きた事件はいかなる経緯で可能になったのか、などが医療的な説明の必須な内容になっているので素人が推理に参加できる余地はゼロである。
それが楽しみなので、それでいいのだ。
いいのだが。
シリーズが長く続くとどうしてもついて回る、あの感じ。小鳥先生や舞ちゃんとの交流を通じて鷹央先生が変わっていくこともシリーズを通じたテーマのひとつなのだろうから、必然的にそうなるのだろうが。
"いつものあの感じ"が"うーん、またこれか"になってしまうのは仕方ないことなのかも。
てゆうか、舞ちゃんのしつこさは私はちょっと苦手だ。人の色恋にお節介すぎる人があまり好きでないだけなので、単なる好みの問題ではあるが。
(投げ飛ばされたくないので大声では言わない)
今回のゲストキャラ、鷹央先生の同級生の燐火さんはキャラ立ちが良くも悪くもはっきりしてたけど、他の登場人物はなんだか描写があっさりしてて、あるトリックのための部品の寄せ集めみたいになっちゃってるので、書き割りみたいに感じる。
唯一魅力的なのは、植物状態?になってしまっている館のあるじ、九頭龍先生だ。さぞかしとんがったキャラだったのだろうなと想像すると楽しくなる。この先生が出てくるスピンオフがあったら読みたいかもしれん。
シリーズのファンなら今後の展開に向けて読んでおくのはよいかも。シリーズで最初に本書を読むのはおすすめしません。
あと、プロローグでの独白と、最終的に殺人に至るちょっと衝動的ともいえる動機がなんかちぐはぐな気がするんだよねぇ…。「長い時間をかけてきた緻密な殺人計画」じゃなかったの???
(そうそう、それから"共依存"って言葉のニュアンス、なんかちょっと違和感あった…医師に文句つける気はないけど)
******
答えはわかるが解法がわからないパズル。
解説を読んで感動したりするやつもあるけど、たいがいの場合は「もういいかな…」となる。
わからないけど知って感動する、をしたいな。
そういうことだったのか!すげえ!って、知らないながらに満足がほしい。
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容疑者が鷹央先生しかいない状況で起こった不可能犯罪を鷹央先生が小鳥遊&舞と一緒に推理していく過程に統括診断部の信頼関係が見えて微笑ましかったし、ハウダニットの意外性も最高だった。タイトルもこれしかないほどピッタリ合っていた。
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シリーズ17作目。
今回は鷹央の元◯◯が…!?
天才をこよなく愛す女…中々驚きです。
やはり事件カルテ(長編)の方が小鳥の活躍が多くて好き!
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やはり『天久鷹央シリーズ』は最高!久々にミステリーの本丸を堪能させてもらった。このシリーズの魅力は医学的なトリックとともに、登場人物の性格にもある。アニメ化の予定もあるようなので、今後も楽しみである。