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時間の有限さより身体機能、脳のリソースはすぐ減る。
直接取り組むことで減るが間接的な認知的負荷でも消耗する。やらないといけないことへの焦りや周辺準備でも消耗。
脳の働き難度問わずすぐ消耗。
やるべきこと減らし心地よいペースで仕事し品質にこだわる
減らすには:自己管理- 強制、自動化のルールを決める。
脳のリソースを減らすのは直接的な作業量ではなくやらないといけないことへの記憶や焦りによる間接的な認知的負荷。
ざっくりやるべきこと減らす。やらなくていいことしないのは当たり前。
余裕でやる=スローペースでやる。
絞りに絞って質にこだわる。
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知的労働の生産性とは何か?
これが大きなテーマ。
改めてそれを考え、大切なことに集中できるように仕事を断る。
クリエイティブな仕事をしている人には刺さるのかもしれない。
肉体労働の傍らで知的労働をし、KPIを出せ、結果を示せと言われている今の仕事ではとてもとても…。
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仕事を選ぶ時の基準に目うろこ。いわく、各所との調整が伴うプロジェクトはタスク量が多くなるので、避けたほうがよい。言われてみれば仰る通り。
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スローワーキングの発想が今まで無かった。
忙しく働くこと、目に見える仕事量で評価される事に違和感を抱き始めていたので、無理のない仕事量を常に保つために出来ることを初めてみようと思う。
考え方を変えるきっかけをもらえる一冊でした。
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余裕を持って働けば、その課題にしっかりと取り組める。そうなれば、仕事のクオリティーも上げることができ、より良い仕事ができる。
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note空色書店さんで知った本
スローワーキング
持続可能かつ有意義なやり方で知的労働に取り組むための仕事哲学。以下の3つの原則に基づく。
1.削減しやるべきことを減らす
2.余裕心地よいペースで働く
3.洗練ークオリティにこだわり抜く
1大きな仕事を制限する
・無報酬の仕事はしない、
「自分の明確な職務以外の仕事は手に出さない」と決め、実行したところ、何も問題は起きなかった
・ミッションは2〜3個に絞る
・仕事を振る側に仕事させる
2小さな仕事を手なずける
3仕事はプル方式で
・仕事はプル方式で
(=自分が本当に集中すべき重要な仕事にだけ、自分の意思で引き寄せる)
×プッシュ方式
(=メール、チャット、会議などで他人から次々に押し寄せる仕事(タスク)を、反射的に処理し続ける状態。「仕事に反応させられている状態」なので、価値ある仕事ができなくなる原因になる)
・誰よりも厳しく仕事を監視しているのは、往々にして自分自身の内なる不安
4時間はかかるものと考える
・「これくらい」と最初の見積もりの2倍心得ておく
・5年計画を立てる
5季節の変化を取り入れる
6芸術家の創作環境に学ぶ
7誰に負けないセンスを磨く
8自分を信じて賭けてみる
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1. 現代の知的労働者の課題
- 忙しさと生産性の矛盾
- 多くの知的労働者が多忙であるにも関わらず、やりきれないタスクの山に圧倒されている。
- 大学教授のサラは、メールや会議の雑務が多く、深い思考や質の高い論文を書く環境が整っていないと述べている。
- オンラインアシスタントのマイラも、優先順位が不明確なまま多くのタスクをこなしていると語る。
- 疑似生産性の問題
- 形のない知的労働には従来の生産性指標が適合せず、疑似生産性が唯一の選択肢になりかねない。
- 疑似生産性は、労働者が永続的に仕事をこなす悪循環を生む。
2. 生産性の再評価
- スローな生産性の考え方
- 現代の忙しい職業人を救うためには、過剰な働き方を批判するのではなく、生産性の概念を再評価する必要がある。
- 新型コロナウイルスのパンデミックが在宅勤務の普及を促し、職場の働き方に新たな可能性を示した。
- 企業の反応
- アップルのテイム・クックCEOが出社を義務づけた際、従業員からの反発が起きた。
- 週4日労働の試験運用が英国で行われ、参加企業の90%以上が継続を希望する結果が出た。
3. 知的労働の新たなアプローチ
- 労働環境の変化
- 在宅勤務や週4日勤務は、疑似生産性の副作用を緩和する一方で、労働の質そのものには向き合っていない。
- スローシネマやスローメディア運動が、より深い理解を求める文化的議論を示している。
- 生産性の本質に向き合う
- 知的労働者は、従来の慣習にとらわれず、より持続可能な方法での働き方を探るべきである。
4. 効果的な時間管理と仕事の選択
- やるべきことの削減
- ジェイン・オースティンやトールキンの例を通じて、仕事を減らすことが創造性の向上につながることを示している。
- 忙しさから解放されたオースティンが、多くの重要な作品を生み出したことを強調。
- スローワーキングの原則
- 1日1つのプロジェクトに集中し、それ以上は手をつけないことを提案。
- プロジェクトの数を減らし、余裕を持ったスケジュールを組むことで、仕事の質が向上する。
5. クオリティへのこだわり
- 高品質な成果の重要性
- 高品質な仕事には時間がかかるが、それによって得られる充実感や満足感が生産性を高める。
- クオリティにこだわることで、仕事が無味乾燥なものから有意義なものへと変わる。
- 共同体の力
- プロフェッショナルが集まることで、視点の多様性が生まれ、仕事の質が向上することが期待される。
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生産性」とは定義が不明確であること。それはまさにその通り。知的生産の仕事をしている人を対象に書かれた本。
仕事の減らし方として以下3点。
①削減。
ミッションは2〜3個に絞る、安易に仕事を引き受けない、ゴールは1日1つ。
スケジュールを開ける、短時間の会議で終わるなら関係者を集めて話す、仕事を振る側に考えさせて自分が着手したらすぐ走れるようにする、有料版を使う。
スケジュールを余分に見積もり予め今の忙しさと着手時期を伝える。
②余裕。
スケジュールは2倍の期間を見積もり、1日の作業量は半分にする。
オフシーズンを人知れずつくる。
心地よい作業空間をつくる。
③洗練。クオリティにこだわり抜く。
趣味を深掘りする、同志や仲間とつながる、プロフェッショナルな道具を使う。
期間限定で余暇の時間を犠牲にする、収入源をシフト、締切を宣言、周囲の人に投資してもらう。
最近、仕事が溢れて死にそうになってるのだが、上司はこの本を理解できそうにないので、こっそり自分で初めてみようと思う。オフシーズンからかな。笑
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持続的かつ有意義な方法で知的労働に取り組むための仕事哲学として「スローワーキング」を提唱しており、その内容は、①削減(やるべきことを減らす)、②余裕(心地よいペースで働く)、③洗練(クオリティにこだわり抜く)から成る。③は一見、他の要素と矛盾するような感じもあるが、クオリティへのこだわりは、スローな働き方を必要とすると同時に可能にするものだと著者は指摘しており、趣味の深堀り(専門外からのインスピレーション)や同じ志の仲間、余暇を「期間限定で」犠牲にした働き方など、その方法もまあ納得できるものではある。他の要素の方法論に関しては、①に目新しさはなかったが、②では、季節の変化に合わせた働き方やオフシーズン・クールダウン期間の設定、計画的な急速プロジェクト(平日午後の映画時間!)など、ちょっとワクワクするような提案も多く、ぜひ取り入れていきたいと思った。本書の言う「ニセモノの生産性」とおさらばできれば、長く前向きに働けそうなものである。
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やるべき業務に追われ、評価につながる仕事への時間が十分に避けず、プライベートの時間すら蝕まれている感覚ですぎる日々。
今のままていいのか?と思いながらも、働き方を変えられない状況に悶々としている時にこちらの本に出会いました。
この本では現代人の多くが悩まされているであろう「ニセモノの生産性」から解放されるための方法について、知的労働において成果を残した人たちの具体的なストーリーや著書自身の体験談を用いて語られています。質の高いアウトプットをするための真の生産性について考えさせられる内容です。
サラリーマンということもあり、本で勧められていることを全て参考にできるわけではありませんが、考え方の根本として頭の片隅に据えながら取り組む業務にについて考えていきたいと思いました。
また、人生でやりたいことはなにか?長期的なビジョンを考えて、逆算した行動をしていきたいと思いました。
仕事が中心で疲れてしまっている方におすすめな本です。
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儲かりだしたら、利益より自由を増やす
お金の最大化より、生活の質の最大化
この考え方、賛成
2025/2/23
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【印象に残ったこと】
◯生産性に定義はない?
→曖昧な表現である結果、分かりやすい数字(こなした量や働いた時間)が評価されるようになり、みんな働いているアピールし、上司もそれを評価するように。
◯仕事を削減することで心に余裕ができ、仕事のクオリティが上がる。
→仕事にかかる時間を多めに見積もり、カレンダーなどに登録し、可視化する。仕事を断る根拠にする。
★達成するゴールを1つ設定する。
→その日はそれが終われば100点という心持ちで働くと余裕が生まれる。
◯仕事の質にこだわりぬく。
→仕事で使うツールにコストをかける。また場所などの環境にも意識を向け、自分が気持ちよく活動できる環境を整備する。
◯締め切りを周りに宣言する。
→社会的なタイムリミットができるので、仕事の効率が大きく上がる。期間限定で余暇を削ってみるのも効果的。
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「生産性」という言葉は農業や工業の発展した時代に、効率よく生産できているか、「生産量」という明確な指標を基に出しているものだったのに対して、現代の仕事は量等の明確な指標で表せない曖昧な仕事が多過ぎるので、そんな仕事に対して「生産性」という言葉を当てるのがそもそも間違っているのでは。忙しくバタバタしているのがよい、という考え自体を改めて、意識的にタスクを減らし、余裕を確保しながら、仕事のクオリティを上げていこうね、という本
業種によってはそんなこと無理では?と思うけれど、私個人では意識的に受ける仕事自体を減らそうという考えはあまりなかったかもしれないので、徐々に実践してみようと思う。
でもなんか受け応えとか見せ方とか気をつけないと、「サボってるやつ」「仕事しないやつ」とか思われそうな危険はあると思うので気をつけよう…笑 自分がやらない代わりに誰かが被っているという意識も忘れずに…
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副題の通り、本当に大切なことに頭を使うために、3つの分類で持続可能な仕事の方法を提案する本。日本では難しい取り組みもあるかもしれないが、何より合理的に仕事を選ぶことでストレスのない良い仕事が実現するのではないかと思った。ただし、それを受ける上司が上手く仕事を割り振れないと、結局自分に返ってきてしまうような気がする。