たかちんさんのレビュー一覧
投稿者:たかちん
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失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
2020/03/24 20:38
何事も失敗から学ぶ
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シンプルに失敗を素直に認め、そこから学び活かすことができるかどうか。
なかなかできないことです。
私自身も成長できずにもがいてばかり・・・
社会全体でもちっちゃいことをつついてばかり。失敗を素直に認め、改善する世の中になればよいものです。

武田氏滅亡
2017/06/05 09:38
武田氏滅亡
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平山先生渾身の著です。武田勝頼は無能だという話も多いですが、それだけでは片付かない武田氏滅亡の謎。 これを読めば様々な岐路があったにも関わらず最終的に滅亡へと進んでしまったという戦国ならではのロジックがわかるのではないでしょうか? しかし、武田氏滅亡のわずか80日後に本能寺の変が起きて信長自身が亡くなってしまうとは・・・ やまはり戦国時代は学ぶことが多いですし、1575年頃から1590年の15年間の戦国時代は濃い時代ですね。

月着陸船開発物語
2019/05/01 22:59
技術者たちの苦労
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「From the Earth to the Moon」第5話「月着陸船スパイダー 技術者たちの挑戦」だけでは知ることができない技術者たちの数多くの苦労を知ることができました。 表面的には13号の失敗のみ多く語られていますが、実際にはそれぞれのアポロでも大なり小なりのトラブルがあり、 技術者たちが必至に取り組んでいたことがよくわかりました。 17号で終わってしまったのが非常に残念でなりません。 リスクも大きいでしょうが、当初の計画のように20号くらいまで飛ばしていたら更に大きな発見があったかもしれません。

北条氏政 乾坤を截破し太虚に帰す
2021/02/13 09:58
決して無能ではない
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今までの氏政評を改めさせてくれる書。決して無能な武将ではなかった。家臣や側近にもう少し優秀な人材がいたらと思ってしまう。氏康とは違い、信玄・謙信亡き後も、勝頼、景勝、徳川家康、織田信長、豊臣秀吉など有力武将が多くいた時代。
北条家自身そして領国の維持を第一に考え経営していた。秀吉以降の価値観とは違ったために滅びるしかなかったと思う。
北条家滅亡ということがなければ、もっと評価されるべき武将であると感じた。
同様にやはり北条家の領国経営など学ぶところは多いと感じた。t特に徳川家康は武田家家臣団の研究もして江戸幕府に活かしたと思いますが、北条の関東経営も研究し活かしています。
ぜひ、小田原北条氏の大河ドラマ実現を!
何度も言いますが、武田家、織田家、徳川家、上杉家など他の戦国大名は必ずあった跡目争いや兄弟争いがなかったのがすごい!

ごみの戦後史 教科書ではわからない
2020/06/02 11:39
廃棄物処理
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廃棄物処理に関する戦後の流れが大まかにわかりました。東京オリンピック以前は、発展途上国のような状態であったと初めて知りました。そして、オリンピックや高度経済成長を機に、公害対策も考えながら進化していきます。しかし、住民の反対や財政予算の不足など思うような廃棄物処理になっていなかったのも事実です。SDGs時代の今、ごみ処理・分別等を改めてじっくり考える必要があります。

技術と心 至高の打撃・野球道&精神力探求バイブル
2019/10/03 09:39
野球に向かう姿勢が素晴らしい!
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埼玉西武ライオンズの秋山翔吾が手に取るようにわかる1冊でした。
球辞苑からヒントを得ての最多安打記録や、チームメイトとの関係など、野球に真摯に取り組んでいる姿勢に関心させれます。
来シーズンもライオンズにいて、若手を引っ張っていって3連覇目指してほしいものです。

ファイナル・フロンティア 有人宇宙開拓全史
2019/05/01 22:59
宇宙開発の難しさ
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こういう本でよくあるのは米ソの宇宙開発を中心に、アポロ計画からスペースシャトルへとうものが多いです。 この書籍は、米ソの失敗歴史もしっかりと記載があり、米ソ協力時代、ロシアの着実なミールによる宇宙開発。そしてスペースシャトルの栄光と悲劇。現在の国際宇宙ステーションにいたる流れがよくわかります。 この先の宇宙ステーション、そして火星への挑戦はとても気になります

戦争交響楽 音楽家たちの第二次世界大戦
2016/05/04 21:17
大戦中の音楽家たち
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購入してから3日ほどで読み切ってしまいました。
クラシック音楽愛聴家としては、先の大戦時中におけるそれぞれの作曲家や演奏家たちがどのような状況であったのかをよく知ることができる1冊です。
歴史は音楽に大きな影響を与えるものであるということ、政治的・思想的な目的手段が違えども音楽は常に人々に必要とされているということを改めて知りました。
それぞれの音楽家たちの思惑が歴史と交錯してきたこと、現在のクラシック音楽界があるもの過去の厳しい状況なかでも音楽を続ける人々がいたということを忘れてはいけないと深く知りました。

評伝吉村昭
2016/03/03 07:09
吉村作品の素晴らしさ
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これを読んでいたら、吉村作品を再読したいと思ってきました。それぞれの作品(特に歴史・記録もの)の独特の文体により読者をその中に引きこませる技はすばらしいです。また、資料を元にした緻密な世界観も他の作家にはなかなか感じることのできないものです。なかなか陽の当たらない人物を主人公をしていることが多く、歴史の中で翻弄される人々のドラマにもスポットを当てているのが興味深いです。吉村氏の亡くなられた後、同じように読める作家に私はまだ出会えていません。
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