フェア 開催終了 丸善 京都本店
開催日時:2024年03月12日(火)~2024年04月30日(火)
【謎解きは二人で】「相棒ミステリ傑作選」フェア開催中です!
ホームズとワトソン、ポワロとヘイスティングス大尉…などなど、相棒(バディもの)ミステリって今も昔もなぜこんなにも心惹かれてしまうのでしょうか?おそらく、トリックや謎解きだけではなく、二人の関係性ややりとり、協力しあう姿が、読んでいる側に(少しばかりでも)癒しや安心感を与えてくれるからではないでしょうか。そんな古今東西の傑作相棒ミステリを集めたフェア「謎解きは二人でー相棒ミステリ傑作選―」が地下1階話題書コーナーにて始まりました!ぜひお気に入りの「相棒」を見つけてください!
フェア開催のきっかけとなったのは、コンビ探偵ものの白眉とも言われているアガサ・クリスティの「トミー&タペンス」シリーズです。戦争も終わり平和が戻ったロンドンで再会した、幼なじみのトミーとタペンスが会社を設立し探偵業を始める物語。シリーズ第1作『秘密組織』では、慎重派だけど意外と肝が据わっている青年・トミーと、好奇心旺盛でアクセル全開の女性・タペンスが、英国の危機に関わる秘密文書争奪戦に巻きこまれ、数々のピンチに陥りながらもそれぞれの個性を活かし、謎に迫ります。まるで二人と冒険をしているようなスリルとドキドキを楽しめ、読み出したら止まらない一作です。『秘密組織』と『二人で探偵を』の二作品が創元推理文庫より新訳版となって登場しています。フェアでは、このバディは外せないという有名な組み合わせから、名前はよく聞くけれどこれもバディものだったのか!という意外な作品まで約40組の相棒ミステリをご紹介しております。POPには、それぞれの相棒名と簡単な紹介も載せていますので、こちらもぜひご覧ください!
「謎解きは二人でー相棒ミステリ傑作選―」は4月末まで開催しております。フェアでは、ホリー・ジャクソンの『自由研究には向かない殺人』シリーズや、米澤穂信さんの『本と鍵の季節』シリーズ、最近最新刊が発売となった阿津川辰海さんの『紅蓮館の殺人』シリーズなど、 高校生や大学生(最年少は中学生コンビも!)が主人公のバディもの小説もたくさんご用意しております。春休みにぜひお楽しみください!
2024/03/13 掲載