これはおもしろい
2019/06/23 09:04
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投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔テレビドラマ化されていたらしいが、その時は見ずにおわった記憶が。
前半部では主人公が仮説をたてては検証をくり返すのだが、それを単調に感じずに楽しむことができた。綿密なミステリだった。
後半はテイストがかわり、犯人側からの視点で事件の経緯が描かれる。この転調も効果的だ。
続編があるようなのでそれも読んでみたくなった。
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホームズ役の榎本とワトソン役の青砥です。キャラがとても良かったです。ビルの一室での密室殺人事件、ああでもないこうでもないと可能性を潰していきます。しかし、犯人は思っていた人と違ったのですが。
2つの小説を読んだかのような充実感
2020/12/30 16:43
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
一晩で、8割方読んでしまった。
翌日に響いたら困る日だったので、
犯人が確定したところで寝た。
大きな謎があって、解決法をいくつもいくつも試みては、
見切りを付け、やっと解けたか、というところで、
がらっと視点が変わる。
そこからがまた、たっぷりある。
2つの小説を読んだかのような充実感だ。
ひとくせもふたくせもある登場人物は、
今後、どんな顔を見せてくれるのか。
贅沢なミステリ!
2020/12/17 06:24
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビル内の密室殺人を描いた大作。前半は女性弁護士と防犯コンサルタントが密室の謎に挑む展開。後半はある若者の犯罪小説となっていて、まるで二冊のミステリを読んだようなお得感がありました。後半の物語には完全に引き込まれました。密室トリックはフェイクとなる擬似トリックも高度なものばかりで、その可能性を一つ一つ潰してゆく過程は綿密で優れた本格ミステリとなっていました。密室トリックに関しては、かなり盲点でとても感心しました。日本の密室トリック史上でもシンプルさと斬新さではトップクラスではないでしょうか。
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投稿者:あいうえお - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです!榎本の推理がとにかくすごい!
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セキュリティー完備のオフィスで、介護会社社長の撲殺死体が発見された。密室の謎に防犯コンサルタントと弁護士が挑む。初めて貴志祐介さんの作品を読みました。「黒い家」とか「青の炎」とかタイトルは知っていましたが。本格ミステリはこれが初めてだったそうで。トリックが先にあって、それをいかに小説の中で表現していくかが作者の腕の見せ所なのでしょう。詳細なディテールも交えてうまく表現しています。ただ、犯罪に至るまでの犯人の行動と心理描写が今ひとつでした。あと、探偵役の人物の呼称がほとんど名字の「榎本」なのに、時々「径」と名前で書かれているのはなぜだろう?と思いました。
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貴志さんの本格ミステリー。
密室殺人ですが、読み応えありました。第2部の犯人立場でのストーリーも、貴志さんならではで、引き込まれました。
泥棒探偵(防犯探偵)と女弁護士のこのシリーズ、ぜひ続きが読みたいです。
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密室トリック推理物?正直、別解や使わない複線は不要なんじゃないかと…それ抜いたら厚みが半分くらいになりそう。むしろ本筋とほとんど無関係な後半が面白かった。設定やキャラの立ち位置優先な構成のせいか、キャラ本体は演じてる感が強い。貴志作品はいつもそうか。
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Bookoffにて購入。貴志作品らしい精密さはあったものの、個人的には余り惹かれない内容。防犯において重要なのは怨恨を避けること、というのが一番印象に残った。どんな鍵だって時間(と執念)さえあれば意味がないらしい。そこを考えると人って怖い。0712
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久しぶりの貴志祐介の本
ホラーかと思いきや、本格的な推理モノ
まったく予想つかない結末
やはり、話のもって行き方は上手いと感じた
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日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが―。 ※マニアックな密室トリックだなぁ、という感じでした。よくこんなトリック思い付くなぁ、と。榎本さんもカッコ良いし。それにしてもこの作者の作品は、今のところハズレがない。
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「ISOLA」や「青の炎」でおなじみの貴志さんの作品。防犯コンサルタントの男性と女性弁護士が、密室殺人の謎を解いていくお話です。
防犯コンサルタントの話を聞いてると、どんな家に住んでてもプロの泥棒には敵わないんだなーと思いました。
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この人って本当に読みやすい文章ってか惹きつける文章を書くのが上手だよなぁ〜と読むたびに思います。とにかく続きが気になる。
この人の作品って結構ホラー要素が多かったけど、今回は完全密室殺人がテーマだったみたいで。
まさかそーんなことってあるんかい!!って感じですけど、かなりお薦めです
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犯人は以外な人だった(笑)
想像もしてなかったという・・・
この本は、弁護士と防犯コンサルの人だけのやり取りが多かったように思う。
トリック的に、高度すぎたぁ〜
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ハマって読むまでに時間がかかった。
結果的には面白かったんだけど、
第二部で犯人がすぐ分かっちゃうのは惜しい。
はっきり言ってヤだった。
最後までおいしいトコはとっておきたいのよ!