どの作品も圧倒されます。
2018/10/07 11:28
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投稿者:御室 みやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルを見た時、最初は初恋の人の話?と勘違いしていました。
しかし、表紙を開いて読み始めると、沖縄の返還密約に関するストーリーだと言うことがわかり、汗顔の至りでした。
大学の時、フランス語のネイティブ講師が沖縄を旅行した際、「青空の下、米軍のヘリが飛んでいる光景にびっくりした」とフランス語でおっしゃっていたこと、今でも忘れません。
沖縄が一日も早く、平和を取り戻せますように。
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すごい。山崎豊子の作品はそれなりに読んできたけど、衰えない筆圧に感動すら覚える。一巻はこれから翻弄されていくであろう弓成が逮捕されるまでの経緯がかかれている。
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山崎豊子のストーリー展開がすごい、圧倒的。
政治的な理由による逮捕に報道する権利を奪われた弓成はどうなる?
とりあえず2巻が楽しみ。
実際に起きた西山事件を題材にしているようで、「この作品は、事実のみを取材し、小説的に構築したフィクションである。」という部分に強い意志が表れてます。
会社名や人物名は変わっていますが、生々しい。
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ハードカバーのときは、手に取る気持ちになぜかならなかったが、文庫で手に入りやすい値段になったことで、読む気になりました。70年代の外務省の華やかな様子が、窺い知れます。
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買った当初、全く頭に入ってこずこりゃ駄目だわと
投げ出していた本
本棚を整理していて読んでいないことに気付き
読み始めました。
読み時ってあるんですね
す~いいすい入ってきました
面白い!
センセーショナルな1巻の終わり方
すぐ続けて読みたくなります。
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山崎豊子本の中では・・・正直一番ピンと来ない作品でした。
期待しすぎていたのかな~。
相変わらずの取材力には圧倒されます。
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期待を裏切らない面白さ。確かな取材に裏付けられた、もはやフィクションとはいえないリアルな展開はさすが山崎豊子さんならでは。あの西山事件がテーマで、渦中の記者が主人公です。友人の新聞記者さんからも面白いってお墨付きが。さて、第二巻を読もう!
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一審無罪から逆転有罪へ。法廷闘争を中心に描かれたこの三巻が本作品の最大の山場。気が付けば、一語一句聞き逃すまいと傍聴席に座っている自分が居た。
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守山 購入者2011.3.4
山崎豊子の久々読書。政治家が背景の1~4巻の長編実話小説です
名前も本人が誰か解る非常に理解はしやすです。ただ政治家独特の用語や言い回しに多少苦労しましたね。しかしいつもこの事細かな調査や裏付け取りには感心させれますね!「沈まぬ太陽」には追いつけませんが.......
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第一巻では新聞記者が沖縄返還に関する外交上の機密情報を漏洩した罪で逮捕され、この第二巻では、この裁判が行われる。
どうやって機密情報を入手したかがミソ。
やっぱり、この主人公は好きになれない。
感情移入できないです。
けど、実際にあった事件を、ここまでドラマチックに書く山崎豊子は流石。
三巻、四巻、まだ入手してないんだよなぁ。
ってか、もう発売されたんだろうか?
買って来なきゃ。
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1971年の外務省機密漏洩事件(西山事件)について書かれた本。
前から読みたかったけど、やっと文庫本になったので&
自宅待機で家にいる時間で大作を読もうと思って購入。
全四巻。確かに読み応え十分・・・。
徹底した取材に基づいたと思われるリアリティはさすが。
だけど、小説っぽい面白味には若干欠けるような。
なんかタイトルから勝手に、もっとドラマティックな展開を
期待してしまった私がいけないのかもしれないが。
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「日々,国政を国民に伝達するーー,それは新聞社にしかできないことであり,それ故に新聞記者は常に勉強し,政治家,官僚と対等にわたり合える優秀な人材であらねばならないというのが,弓成の信条であった」
「君たちの取材と報道がなければ,すべてが秘密のヴェールに包まれ,間違った方向へ進んで行きかねない,外交官と新聞記者は立場の違いこそあれ,大局において真の国益を守るという点では同じなのだろう」
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オープニングの重厚さは山崎豊子らしさ。でも他の作品に比べると、この巻でオープニングが終わったっぽいのは、展開が早いほう?
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山崎豊子作品は好きだが今回はちょっと盛り上がりに欠けている。
ただ、密約問題についてなぜ騒いでいるか恥ずかしながらこの本で知った。
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初めての山崎豊子さん作品です。
取材量とそのとりまとめ方のうまさ、ですね。でも、3巻の裁判のあたりはちょっとダレたかな。1、2巻が一番面白かったです。4巻は、沖縄問題について、という意味で、読んで良かったと思う内容でした。
面白かった!今まで、厚みに手を出せずにいたのですが、もっと早く読めばよかった。他の作品も読みたいです。