わかりやすい戦後史
2015/08/09 14:20
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コメコパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校でも、とかくスルーされがちな江戸時代以降の日本史。
TVでも新聞でも「日本は悪い」という自虐史観のオンパレード、日本は加害者の一点張りで、兵隊として戦争を体験した祖父から聞いた話とはかけ離れており、今までなんだかすっきりしない違和感を持っていました。
そこで、時間ができた今、もう一度学びなおそうと手に取ってみました。
著者はユーチューブなどでも有名な方で、子供たちも動画なら良く知っています。この本では江戸時代後期から第二次世界大戦後の近代までわかりやすく学べます。
なぜカギが遼東半島なのか。その他近代の「日米和親条約」をはじめとする訳のわからない(おそらく大多数の人がここで日本史が嫌いになる)用語や条約、事件の数々。共産主義、共産党の恐ろしさも垣間見えます。
総じて、とても分かりやすく解説されています。世界(特に米・英・ロシア)の動きとあわせて考えれば、「おぉ!」とわかること請け合い。
スルスル頭に入ってくるので、日本史対策に高校生が読むのにいいかも。
自分も高校の時に読んでおけば、退屈な暗記、漢字のオンパレードだった学校の日本史が数倍楽しかったハズ(笑)。と思います。
未来を生きる子供たちに是非とも伝えたいし、私達、親世代も学校では教えられてこなかった近代日本史の学びなおしにいい本だと思います。
この本を読んで未来の日本のあり方がなんとなく見えてくるような気がしました。
分かりやすい内容
2017/10/12 18:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベジタブル - この投稿者のレビュー一覧を見る
大東亜戦争についてのことや、日韓併合など、学校では習わない部分まで細かく書かれており、とても良い著書だと思いました。
投稿元:
レビューを見る
昔学校の授業で習った程度であまり詳しく戦争のことを分かっていなかったし分かろうともしていなかった、でも日本人としてどのような経緯で日本が戦争に突入していったのかを知るべきだと感じるようになった。
戦時中の日本は悪いイメージがあったが、必ずしもそうではないように感じた、特に真珠湾攻撃に至る経緯は日本が望んだ戦争ではなく、仕方なく行われたように思えた。
投稿元:
レビューを見る
YouTubeやニコニコ動画でニュースや政治などの問題をアップし、YouTubeのチャンネル登録者は27万人、ニコニコ動画では10万人を突破している著者。
今年2015年は、戦後70年としてたくさんの追悼行事や、様々な国からの目も向けられる一年になるだろう。
ここ数年、中国や韓国がやたら歴史について、戦争について攻撃してくるが、私たちは自国の歴史について、果たして本当の事実を、真実を知っているのだろうか。
自虐史観の人たちの意見ばかりが取り上げられるテレビや 新聞の情報だけを鵜呑みにしていないか、たった70年前、世代で言うと、おじいちゃんやおばあちゃんが自分たちと同世代で生きていた時代の歴史について、あまりにも知らなさすぎじゃないか。
欧米が主体となり、アジアに植民地をもつことが強国の証とされ、現地の人を奴隷として扱い、土地や作物を搾取することが当然とされていた時代に、大東亜共栄圏を目指し、苦肉の策として併合し、インフラ整備や教育を与え、独立の力ときっかけを与えようとした当時の日本の政策は間違っていたのか。
確かに、日本が何も悪いことはしていないとは言えない。立場が変われば、日本人によって苦しめられた人たちもいるのは確かだろう。
ただ、歴史的に要求に従って折に触れて頭を下げ、賠償金を支払い、配慮をしてきた。それなのに、某国の要求はエスカレートを続け、論調はより過激になっていっていることに早く気づき、こちらが引けば、あちらは強く出てきたり、挑発してくるという、それこそ歴史に学ばないと、いつまでたってもつけ入られてばかりになってしまう。
そろそろ日本の素晴らしさを思いだし、目をしっかり開いて歴史に学び、今の平和な日本を作ってくれた、先人たちに恥じないような日本を作っていきましょう。
投稿元:
レビューを見る
本書で述べられている内容が全て正しいかどうかは不明(なるべく正確性を期すよう配慮されている印象)だが、事象の羅列に過ぎない教科書教育やマスコミの偏向報道の影響を受けている多くの日本人にとって、こうした歴史の見方が存在することは知っておくべきだろう。
いずれにしても、日本人の精神構造を骨抜きにするGHQの政策は(今でも)大変上手くいっていると言わざるを得ない。
投稿元:
レビューを見る
自虐主義の対極にあるような内容。意識してそうしてるのだろうけど、日本がいかにすごいか、間違っていないかを延々とかかれている。
一方、韓国、中国は完全な悪役。いわゆる、韓国・中国が、反日を行う時ってこんな感じかな?
まさか、ここに書かれていることをすべて信じる人なんていないと思うけど、それにしても悪趣味な本だ。
投稿元:
レビューを見る
動画配信で著者の主張が気になり本書を手に取ってみた。私個人の感覚とは相いれなかったが、それを理由に低い評価をするのもまずい気がするので評価なしで。
著者の主張を一言でいうと「日本は悪くなかった」。確かに、過度な自虐史観ではアメリカなどの戦勝国側の欺瞞について目を向けていない面があると思う。しかし日本が侵略をしたということは、「70年談話」で安倍首相も認めざるを得なかったことだ。それを覆すのは国際情勢を鑑みても無謀だと感じる。
特に気になるのは、中国側の残虐性は強調するのに、日本軍は規律を守っていたとしている点。また南京事件について真実かどうか疑わしいという結論を出していること。さらに、軍部の暴走が共産党員のスパイに働きかけられてのことだったとしていること。総じて日本は間違っていなかった、日本には責任がないという主張にもっていく。
どうしても受け入れられないのは朝鮮の属国に甘んじる態度、たびたび発生した内乱が日清・日露戦争を誘発したとしている点。朝鮮側からしたら侵略に他ならない行為を相手国のせいするとは、責任転嫁も甚だしい。日本中心主義で国際的な視点が欠けていると言わざるをえない。中国に対しても、争いが絶えない野蛮な民族の国、という偏見に満ちた評価をしており、著者の感性を疑う。
学術書ではないからか、文中で参考文献が示されず個別の事例について著者の主張がどの文献に依っているのか定かではない。南京事件などは絶対に引用した文献を挙げるべきだと思うのだが。巻末を見ると全体の参考文献が載っているが、それを見れば右に依っていることは明らか。それが悪いわけではないが、読み手も心得て、別の視点が存在することを意識しなければ、本書の主張を鵜呑みしてしまう危険がある。
投稿元:
レビューを見る
自虐史観へのアンチテーゼ。学術書ではないので、正確さや内容に疑問もあるが、そこは読み手がどう考えるかに委ねられているだろう。
投稿元:
レビューを見る
組合は日本を弱体化させるためにGHQが組織させた。
東京大空襲や東京裁判の不法性が論じられることがない。
投稿元:
レビューを見る
もう少しじっくり読ませる本かと思ってましたが日清戦争辺りから敗戦までをさらっと撫でただけって感じの一冊でした。まぁ入門編としては読みやすい良い本でしょう。