理系の専門知識がなくても読み進められる量子コンピューターのやさしい解説書です。
2020/01/20 13:07
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、定評あるインプレスから出されている「いちばんやさしい教本 人気講師が教える」シリーズの一冊で、同巻は「量子コンピューターの教本」編です。同書は、理系の専門的な知識がなくても読み進められる量子コンピューターの入門解説書です。同書を読めば、量子力学の基礎、量子の重ね合わせや量子もつれ、量子テレポーテーションの基礎、量子回路の作り方、量子ゲート方式の仕組み、量子アニーリング方式の仕組み、量子アルゴリズムの仕組み、ビジネス活用事例、量子コンピューターを導入するときの注意点、量子コンピューターの現状と今後の課題といったことが非常によく理解できます。ぜひ、量子コンピューターについて学びたい人にはお勧めの一冊です。
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投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在読んでいるところだが、いいのか悪いのか、よくわからないし、もちろん量子コンピューター自体が全くわからない。
そもそも入門書自体が少ないので、きっかけがつかめない。
近年、人工知能は多数入門書が出、しかも歴史が古いので、総論としてはなんとなく理解できている。でもAIについては、各論(アプリケーション)の中身を知ってこそ面白いのだろう。
それにくらべ、量子コンピューターというのは、そもそもが基礎学問なのだろうか。
ちょっと読んだだけでは、なんのこっちゃ、という感じ。
わかりやすい切り口で教えてくれる書籍やHPはないのだろうか。
本書は比較的ましなのかもしれないが・・・
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「世界で競争するためには、たくさん働くことよりもたくさん勉強することが大事」ー。
そう結ばれる本書は、まさに「たくさん勉強する」端緒になる。
量子コンピュータを取り巻く周辺の用語、技術を丁寧に整理し、初学者でも理解できるよう極力数式を排した形で説明される。
Pythonで実際にシミュレータを動かすための手順も用意されており量子コンピュータを触るために必要な武器を手に入れることができる。
現時点での、最良の入門書ではないだろうか
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量子コンピューターと既存のコンピューターを比較。量子コンピューターが既存のコンピューターと比較して必ずしも優れている訳ではない。量子コンピューターは演算装置しか持てない。むしろ既存のコンピューターとのハイブリッドによって支えられている部分もある。
しかし、画像処理などではN量子ビットで4ピクセル2^2^Nパターンの画像が扱えるなと既存のコンピューターの処理能力を遥かに凌駕する。その計算能力のため公開鍵暗号方式が容易に破られる危険性もはらんでいる。
それでも夢のマシーンが一日でも早く世間の日の目を見ることができればと思いました。難しいことはわかりませんが。。
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ビジネスとして量子コンピュータを導入しようと考えているビジネスマン向きの入門書だが、量子コンピュータの仕組みや量子プログラミングの方法・体験まで踏み込んで分かりやすく説明している。
初心者が量子コンピュータを利用した足し算のプログラムまでできるように解説しているのは秀逸だと思う。
ただ、それでも、結局、なぜ量子コンピュータが通常のコンピュータより高速に計算できるのかは、うまく説明できない。
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口コミを見て、わかり易いという感想が多かったので読んでみた。
日本語の文章という意味では書いている内容は理解できる。
しかし「何故」という部分に対する答えがないため、理解したという気持ちになれなかった。
どうして量子コンピュータが速いのかとか、プログラムから量子ビットの演算に落とし込む方法など、自分が疑問に感じたことの答えが欲しい。
おそらく入門書で語れる内容ではないのだろう。
ひとまずは概要は理解できたと思いたい。
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2019年12月12日読了。量子コンピュータの基本を知ろうと思い読んでみた、「いちばんやさしい」のは多分間違いじゃなくて非常に簡単に量子コンピュータを説明しているのだと思うが、それでも非常に難しく分かりにくい…。量子コンピュータを使って開発しよう!ビジネスしよう!という人向けに書いてあるようだが、コードの記述方法にまで踏み込んでいるのは少々やりすぎな気もする…。もっと「量子論とはなにか?」「なぜ量子の世界では我々の世界と違う物理現象が起きるのか?」という点を説明し、その上で「量子論をどうコンピュータに活かしているのか」といううんちくを聞きたかった…。とはいえ量子コンピュータの2系統の大まかな違いや、入力・出力・記憶などは従来型コンピュータと同じで演算の機能のみ異なる、などの知識が得られたことは良かった。
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去年の前半には、一般層向けの量子コンピュータ本って全然ないなぁ。でも最近話題だしこれからいろいろ出るのでは、なんて友人と話していた。
けっこう出始めたようだ。
この本は量子ゲート方式の原理についてもとてもわかりやすく解説している。ただ、それがどう量子超越と言われるような高速化につながるのか、までは書いていないような気がする。さすがにそこまではこのレベルの本では難しすぎるのかもしれない。
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ほとんどの内容はつまらなかったが、
・ゲート式の計算の基礎を学べたこと
・blueqatやwildqatなどシミュレータの基礎の基礎を体感できたこと
が良かった。
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量子コンピュータ乱読2冊目。まあ、当たりもあれば外れもあるということで、まあ IT に詳しくない人向けに悪くはないが、あまりにも簡略化し過ぎ。の割には、Python によるシミュレーション・ライブラリを紹介したりしていて、バランスが取れていない印象。
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量子コンピュータを量子ゲート型と量子アニーリング型に分類した上でその仕組みや動作原理を丁重に解説してます。また、それぞれのPython向けのシュミレータである、Blueqat、Wildqat(ともにオープンソース)も紹介されていて、実際に試すこともできそうです。自力で試すとちゃんと理解できるかも。
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日本の唯一の量子コンピュータのベンチャーの社長さんが書いた本ということで買い増した。途中から、だんだん内容がわからなくなってきた。読み終えられるかな。
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前日の「黒幕」以上に分かったフリ、もしくは手始めにいくつか用語を覚えた、ほぼ挫折レベル。
量子ゲートとアニーリング方式、アニー+リングではなくanneal(金属を焼きなます)の進行形。
ブロッホ球。
量子の重ね合わせ、量子のもつれ。量子テレポーテーション。
超低温・超電導マストではない。
「#いちばんやさしい量子コンピューターの教本」インプレス、湊雄一郎著
Day49
https://amzn.to/2FowGyr
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「いちばんやさしい」シリーズは、初心者が実務で第一歩踏み出すに十分な内容。本書も安定感ある教科書です。経営で必要になった時にその都度、辞書のように活用している。マニュアルとして活用できるので助かります。
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分かりやすく書いてあったが、理解できるところまでは至らなかった。
量子コンピュータは得意な問題については、従来型コンピュータと比較して高速な計算が出来ることは覚えた。