☆民事裁判入門☆
2024/05/25 21:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
民事裁判の基礎知識から訴訟の高等戦術まで、元裁判官が伝授する1冊です。
信頼できる弁護士の選び方とは?
裁判官はどのように争点を整理しているのか?
効果的な主張のポイントとは?
反対尋問のコツは?
新しい判例はどのように作られるか?
和解の弊害は?
etc.
専門書ではなかなか見られない著者の思いも綴られているため、純粋な参考書ではないものの、ポケットサイズで、いつでも手軽に民事裁判について勉強できることに感謝したい。
☆民事裁判入門☆
2024/05/25 21:31
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民事裁判の基礎知識から訴訟の高等戦術まで、元裁判官が伝授する1冊です。
信頼できる弁護士の選び方とは?
裁判官はどのように争点を整理しているのか?
効果的な主張のポイントとは?
反対尋問のコツは?
新しい判例はどのように作られるか?
和解の弊害は?
etc.
専門書ではなかなか見られない著者の思いも綴られているため、純粋な参考書ではないものの、ポケットサイズで、いつでも手軽に民事裁判について勉強できることに感謝したい。
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裁判官視点での民事裁判とはなんぞや?が書かれている本。
これを読むことで民事裁判の一般的な流れや、手続き方法がわかります。また裁判の中でどういったことを材料にして裁判官が判断していくのかの過程がのっているため、主張する際にどういう筋道を立てて説明していけばよいかのヒントにもなる。ただ読めば読むほど裁判は良いか悪いかを判断する場所ではない。原告側の主張がいかに理論だって説明されており、裁判官が納得させられるかの場所であることがよくわかった。
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これで民事裁判の入門………というのはムリかと。全体の雰囲気が書かれてるようでいて、対象読者のレベルをどこに設定してるんだろうかと。難儀なのは「別の本に書いてる」が頻発。この一冊は、著者の味見という感じだった。
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民事裁判について書かれた本書。
日本人は、裁判に対してどこか上滑りの感じがある。
それについて、西洋との比較も交えながら論じている。
馴染むのにはまだまだ時間がかかりそうである。
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裁判官から民事訴訟法・法社会学の研究者に転身した著者が、民事訴訟実務を、実務と理論の両面から、さらに必要に応じて法社会学的な考察もまじえながら解説。
民事訴訟とその手続の全体像をつかむことができ、また、民事訴訟に当たっての裁判官の視点を理解することができる。
ただ、本書の全体を通して、著者の自負心が強く出すぎているきらいがあり、ちょっと鼻につくところはあった。
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著者の狙いどおり、一般向けに噛み砕かれているが、
だからといって法曹資格者が読んでも、
おそらくは有意義な内容になっていると思われる。
裁判官がどういうロジックで裁判に臨むのか、
原理原則もそうだが、テクニカルな部分についても、
しっかり言及がなされていて、とても興味深かった。
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著者は元裁判官。
裁判をする側、の視点からどういう視点で裁判を進めていくか、どんなふうに書類をまとめる必要があるのか、現在の裁判の問題点を含めて解説した本。
三つの視点で物事を捉え直してみることや、主観的確信の客観的検証についてや、和解が適切でない場合など興味深かった。
第三者を説得するための文書作成の大きなヒントになった。
レトリックとかも研究してみたい。
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民事訴訟の手続や制度について解説されている一冊。
実務に基づいた視点からの記述であるため、実践的な知識習得を集中的に行うことができた。
ある程度単語の解説も詳細に記述いただいてはいるが、基礎的な法律用語の定義や理解は事前に求められる。
初学者である身の要望として
・手続の解説において、もう少し図表を使用した説明があると視覚的な理解が進むため有難い。
・全体的に固い話が続くため、所々コラムや雑談のように気軽に読み進めることができるページがさらにあると、強弱つけて読むことができると感じた。
入門ということで、とにかく読者側は知識吸収の姿勢であるものと意識していたが、考察や問いかけが多々なされており、積極的に考える姿勢も身につけることができるものであった。