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マンガなので読みやすかった。渋沢栄一のセリフの要所要所に論語が出てくる。
子どもにも読ませたいので漢字にふりがながふってあるとよかった。
正しいことをしていけば。たとえ言い合いになった相手でもきっとあとで正しい判断だったとわかってもらえる。
大きな富など人は1人ではなし得ない。
会社とは社会全体の利益。
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新一万円札、渋沢栄一とはどんな功績をもたらしてきたのか漫画で分かりやすく書かれています。
人間誰しもが論語の精神を持つべきだと未来に向けたメッセージでもありました。
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当時、日本が西洋に最も遅れているのは経済だった。江戸時代からの朱子学の流れで「金儲け=卑しい・非道徳的なもの」というイメージがあった。しかし渋沢は、論語の教えを「富を得ることができるなら卑しい仕事でもするべきだが、それでも富が得られないからと言って不正はしてはいけない」と解釈しており、金儲けを否定していない。
慶応3年、渋沢(27歳)は水戸の徳川昭武に同行しパリへ留学。そこで、自分の使命が日本の殖産興業にあるのだと気づいた。
パリではフランス全土をつなぐ鉄道が走っており、その事業が合本会社(現在の株式会社)によって作られたものだと知る。百姓や小僧でも、株券さえ買うことができれば融資に参加でき、その分利益も受け取れるという仕組みに驚いた。「商いはその家のため」という考え方が根付き、三井や鴻池などの財閥が形成されていた日本と違い、皆の出資で大きな事業を作り、皆で利益を分け合うシステムに大いに感心した。
個人や創業一族のためではなく、社会全体に利益をもたらす商いが善と考え、論語(道徳)と算盤(経済)の両方が必要だと主張した。
山城屋事件をきかっけに官尊民卑の風潮を断つと決心した渋沢は、官職を辞め、幕府時代からの仇敵だった三井組と小野組を説得し、日本初の株式会社、初の民間銀行の「第一国立銀行」の舵取りを行った。三井組は官との共謀により小野組を圧迫し、第一国立銀行の子会社化を狙うが、渋沢の紙幣頭に対する懸命の訴えにより、三井組の独占を免れた。
その後渋沢は、帆船会社を設立し、当時最大の財閥・三菱の海運独占に対抗するなどした。
権力を手に自分の勢力を築くのではなく、適材を適所に置き、良い成績を上げ社会に貢献する生き方を実践した渋沢は、1万円札の肖像となるほどの偉人として評価されている。彼が生涯に関わった会社は約500にのぼり、その6割が現存している。
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渋沢栄一の『論語と算盤』漫画版。
『論語と算盤』(角川ソフィア文庫)の前に導入として一読。
渋沢栄一の経歴、行動が彼が論語で学んだことに基づいていることを各エピソードで表現されていた。
一般的には成功者と見られている山縣有朋や岩崎彌太郎とのエピソードや人格の対比が面白かった。
角川文庫の『論語と算盤』を読むのが、大河ドラマの『青天を衝け』を見るのがいっそう楽しみになってきた。
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山縣有朋(の幽霊)とともに晩年の渋沢が生涯をふりかえりながら、自身の主張をあらためて伝える、という後世になっています。
ありがちな「マンガで読む」というさくひんではありますが、①絵が丁寧に書き込まれており登場する人物がそれぞれ似ていること,②権力に固執した山縣との対比で渋沢の主張がより鮮明に伝わること,③渋沢の伝記で取り上げられることの多いエピソードももりこまれていること,④それぞれの時代の日本の状況や課題が分かりやすく説明されていること、など中高生(あるいは小学高学年)から大人までひろくオススメできる作品だと思います。
とはいえ、1500円近い本ですから、購入してまで読むか、と言われると少し迷うところでもあります。。。
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おそらく初めて漫画で人物伝を読んだ。
まず漫画だと20分もあれば読了でき、内容も入ってきて非常に効率の良いインプット方法だと思った。これから他の本も、入りは漫画で概要掴んでから各論に進んでも良いかもしれない。
論語は確かに出てきたが、この本で一番重要だと感じたのは、渋沢がパリに留学した時に株式会社という会社方式に衝撃を受け、日本の発展のためにこの方式を導入することを決心したその固い意志が最も重要だったのではないか?
漫画からは要所要所で確かに論語は出てきたが、渋沢が論語をもともと大事にしていたのか?その辺りがいまいち理解できなかった。
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論語の教え、という揺るがない指針。利他の心でやり遂げる実行力。ブレない心。それと周囲を巻き込む組織活性力。
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youtube大学で紹介されていて購入。いきなり論語と算盤を読むよりは、とっかかりやすくてよかった。今は活字の論語と算盤にチャレンジ中。
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2024年からの新一万円札に採用され、今年の大河ドラマの主人公ということで読んでみた。論語と算盤というよりも、渋沢栄一の人生を漫画化したのではと思える内容である。山縣有朋と対比しているのだが、山縣があまりにも悪党っぽく描かれている。渋沢栄一とはどんな人物だったのか簡単に知りたい人は読んでみたら良いと思う。
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渋沢栄一の生涯と考えが簡単にまとまっていて読みやすかった。論語と算盤の精神についてはもう少し詳しく学ぶため、やはり書籍の方が良いかなと思った。
しかし、渋沢栄一のみが男前なのがなんとも分かりやすく贔屓目で面白かった。
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渋沢栄一氏のことを知るために入門書として本書を手に取った。
彼の歴史、立身出世も気になった。
平時の心掛けが大切。よく分かっているが自分に置き換えると簡単ではない。
山縣有朋氏と比較しながら論じられていた。
漫画なので容易に読めた。
次は違うタイプの書を読んでみる。
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就活真っ只中で自分自分になっていた状況にぴったりの本だった
・彼らは社会を主とし自己のことを客と心得る人たち
・事の成否にこだわらず筋を通して人生を全うするならば成功失敗などよりもずっと価値のある生涯を送ることが出来るのです
この言葉を胸に刻みたい
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急いで読んだからか、ざっくりしか頭に入らなかった、反省
日本の経済発展のための立役者というのはよくわかった
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「論語と算盤」に手を付けたのだが、自身の不勉強さにより理解が難しかった。どうにも敷居が高いと感じたので、当書を手に取った。漫画版なので読みやすく、一気に最後まで読むことができた。当書は「論語と算盤」を分かりやすく解説しているというより、渋沢栄一その人の歴史を辿る内容。歴史も疎い私にとっては、大河ドラマを見ているような、そんな面白さを感じた。とはいえ、山縣有朋との比較については少々の疑問だが...当時の歴史を知ることは「論語と算盤」に再び戻る際に役立つと思う。智情意の下りが個人的には一番面白いと感じた。
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簡単でわかりやすい内容で読みやすかった
あの時代に私欲に溺れず日本の未来の事を考えたのは渋沢栄一の素晴らしい偉業
知的好奇心が旺盛な人がいつ世も時代を変えるのかも