プロトタイプではなくプ「レ」トタイピング
2020/07/28 13:18
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投稿者:スマイリー上田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「早く失敗することで、0→1のビジネス創造を成功に導く秘訣となる『プレトタイピング』の重要性がよく分かる」というのが本書の特徴であるが、いまだに起業の聖地であるシリコンバレーにおいて、ベンチャー企業がどう立ち上がっていくかを疑似体験できるところに価値がある。起業、ベンチャー、シリコンバレーに興味がある人にとっては必読の書ともいえるのではないだろうか。
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新しいアイデアについて仮説検証し、成功させるために必要なツールや考え方が記載されている。
・定量的に仮説を表現すること
・他人のコスト(金銭や個人情報)を伴うデータを素早く集めること
・何度か上記を繰り返すこと
そうした仮説検証によってライトイット(市場に受け入れられる)な製品なのか、ロングイット(市場から見放される)な製品なのかを見極める。
ただし大前提として、新製品のほとんどは失敗するという原則を忘れてはいけない。どんなに準備をしたとしても、それでも失敗することはある。
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9割以上の新商品・サービス開発が失敗するという現実に対して如何にその成功率を上げられるか。本書のテーマはそこにある。DXやイノベーションのしごとを始める人は読んでいた方が良い。
何らかのイノベーションを行う場合にはそのアイデアが、Wrong itなのかRight itなのか見極めることで無駄な投資をしなくても良いということが本書の趣旨にあたる。
プロトタイピングの前にプレトタイピングをする。プレトタイピングでは機能は実現性の前に「本当にソレを欲しがる人がいるのか」を試すということである。そのプレとタイピングをほぼ無料でも試せるじゃないかというのが本書の提案のメインである。
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新しいことを始めるにあたって、市場の反応を調査するとき、たびたびアンケートを用いることがある。しかしアンケートだけでは本当の意味での市場の反応を測定することができない。そんな現場でありがちな手法をしっかり科学して、失敗しない確率を上げるためにどうすべきか、分かりやすく教えてくれる良本。
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新規事業に取り組む祭は、アイデア発想を学ぶよりも良い失敗の方法を学ぶべき。
もっと早く出会いたかった本選手権があれば、間違いなく上位入賞の一冊。
特に実験方法を体系的に、かつ、具体的事例付きで紹介してくれるので実務にも役立ちます。
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新規事業に関する失敗とジレンマの話
置くべき仮説と行動について理解できる。
起業家ではないので、実践できる要素は少ないが、起業を考える人には参考になると思います。
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会社で企画を考える人の必読書であると思う。
「ツイッターで流れた漫画が、出版につながって売れる」といった仕組みも少し分かるような気がした。(身銭はあまり切ってないように思うので、不完全な仕組みではあると思うが)
物事の見え方が変わってくるので良書。
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データまでの距離、金額といった概念が使えそう。プレトタイピングの言いにくさは置いといて、全体として同意できます。
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90%以上の新製品は失敗する。ゆえに失敗の法則を知り、仮説検証することが大事であることを説いた一冊。
著者独自の造語で解説していることが多いが、あたまの悪い自分では覚えれなかった。また、「Amazon、Google、Uber、IBMなど、名だたる企業の成功と失敗を調べ尽くした、Google初代技術責任者であるアルベルト・サヴォイア氏はこんな法則を導き出した」とあるが、ベンチャーには当てはまらない事象も多くそのまま参考にするのは難しい。
〇ライトイットを見極めろ
・仮説検証によってライトイット(市場に受け入れられる)な製品なのか、ロングイット(市場から見放される)なのかを見極めるべし。
〇失敗の法則
・失敗の原因は「市場参入」「機能」「コンセプト」の3つに大別される。
・そのなかでもコンセプトが一番失敗に繋がる
・コンセプト自体がライトイットでないことが多い
〇ライトイットの見つけ方
・アンケートは意味がない
・確証バイアスに気を付けろ。好意的な意見に気を付けろ
・「そもそもつくるべきか」の問いに答えるための5つの問いを超えてからプロトタイプをつくれ
1.自分は使うのか
2.いつ、どのように、どのくらいの頻度で使うのか
3.ほかのひとは使うのか、買うのか
4.買うのであればいくらで
5.いつ、どのように、どのくらいの頻度で他の人は使うのか
・「身銭を切るような情報収集に繋がる(身銭=メアドなど個人情報でも良い」「すばやく実験できるか」「低コストで実現できるか」
・いいねやリツイートには何の意味もない
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タイトルに「失敗しない技術」とありますが、この本で言っていることは「上手に失敗する技術」です。
「ライトイット」「ロングイット」「XYZ仮説」「プレトタイピング」などの言葉を使いながら失敗と成功の間にある隔たりを明確に指し示していきます。
非常にわかりやすくて参考になる内容です。
どんな小さなことでもアイデアを実現させようとするのならばこの本で書かれていることはきっと役に立つと思います。
そして本の中で何度も言っている言葉
「新しいアイデアの90%は失敗する」
まずこれを理解してスタートすれば成功は近くなるのです。
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意見とデータを勘違いし、
自分の考えていることが絶対正しいと錯覚し、
結果、時間をかけて、全く売れないプロダクトを作り出す。
この経験をしたことがあるからこそ、この本の全てが自分に響いた。
「個人的な経験や一回限りの出来事、エピソードはデータではない。」
売れると思うなら、まずは、自分でしっかりと仮説を立てて、xyz仮説で数値に落とし込み、それをプレトタイピングで最短検証していく。
そして、ロングイットなものを早く見極め、ライトイットなものを追求できるようになりたい。
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新規事業に携わる人にとって必要な本。
視野狭窄になりがちな自分を客観視するための武器がいくつも手に入る。
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経営者や新製品に関わる人が読んでおくと良い本。
新製品が失敗する理由のほとんどがコンセプトの決定を間違えているためである、という残酷な事実を突きつけられる。
ではコンセプトの決定をどのように行えばよいか、という明確な手順を説明しており新製品や新事業を立ち上げる前に読んでおくことで失敗した時の傷を最小限に抑えられることができる。
一エンジニアの私が読んでもあまり意味がないと思っていたが、自社のサービスがライトイット(世間的に需要があるもの)かロングイット(世間的に需要がないもの)かを考えられるようになり、意見の幅が広がったように感じた。
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新しいことを始めるにあたっての考え方の整理と、その新しいことの正しさのスモールテストなど、考え方が整理されている内容だったと思います。個人的には3年くらい前に読んでいるとあれこれ助かったかなと思いました。
素早くまずは小さく始めることは大切ですね。
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仮説検証に関する方法論や考え方が書いてある
実践をしたい人にはすぐ使えないが、いずれ役に立ちそう。
今の僕にとっては3。