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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミス・マープル、多分、探偵さんの中で一番好きな人ですが、こんなに苛烈な一面があったなんて!
穏やかなやさしいおばあちゃんというイメージでしたが、こういうところがあることを知って、もっと好きになりました。
ポケットにライ麦を
2020/12/26 20:23
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
マザーグースの歌通りに殺人が起こる、クリスティーらしさを堪能できる1冊です。犯人の度胸と残忍さに驚き、最後は悲しみの余韻が胸に迫ります。
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投稿者:なつこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった!散りばめられた伏線の回収が見事。ラストシーンにため息出てしまった。BBCドラマ版より原作のラストが好きだなあ。
作中に出てくる女性が個性豊かで全然違う生き物として描かれている所がすごい好きだなと思った。
三拍子揃った作品
2021/02/04 23:12
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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
会社社長の死と様々な思惑入り乱れる家庭内、意外な犯人と真相、ラストシーンがもたらす哀しみと冷徹さ・・・ミステリの面白さが詰まった作品だった。
ミス・マープル物
2022/11/03 08:50
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミス・マープルシリーズの中では、彼女の魅力が充分発揮されている作品と、これはミス・マープルでなくてもいいじゃん、ポアロでも警察でも……という作品がありますが、これはミス・マープルでないと!本当に魅力的なおばあちゃんです
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
終盤のたたみかけるような謎ときは、読んでいて爽快です。また最後に、殺された女の子から届いた手紙にマープルが涙するくだりは何とも物悲しいです。ただの推理小説で終わらないのがアガサ・クリスティーの凄さなのかな。
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初めてのミス・マープルシリーズ。マープルの存在感は割と控えめな印象を受けたが、マザーグースが題材のものってやっぱり面白い。そして誰もいなくなったを読んだ時のワクワク感を思い出して楽しかった。
ただただ楽しくて一気読みしてしまった。結末に意外性もあって、単純にミステリーを楽しめる作品だったな。ただ、いつものことながら結構な突飛さがあるので、読者への謎解きの挑戦というよりは作者の発想を披露する場という感じはする。
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ミスマープルのカッコよさもさることながら、物語に出てくる人物ー特に女性ーの心情をうまく見せた物凄い作品だった。
推理を披露し終えたあと、ミスマープルに届いた手紙とその手紙を読むミスマープルの描写はかなり印象的。今でも多くの作品で見られる、異性との求愛競争に負ける人間の虚しい人生に虚しく感じられる。
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マープル
なかなかミスマーブルがでてこなかった。ほんの端役と思った人物が哀れであった。魅力ある悪い男には良心がないものだ。
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登場人物の時点で円卓ならランスロットが犯人かもってなったけど内容読んでたら家政婦やら新妻やら怪しい人がわんさかいるのでやっぱ違うかなとなってしまった
おばあさん、かなり好き すぐ辞めてしまうかもしれない小間使いの子にまで心を割いてくれてて、あたりは強いけどいい人よね
最後のマープルに助けを呼ぶ手紙、つらすぎるね
あの子は来てくれたことを知らないんだと思ったら泣ける
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ここまで気持ちを強く揺さぶられるラストは他に思いつかない。
ほぼ取り柄のない女の子が死の直前に送った拙い手紙と写真で、これ以上ないほど鮮やかに犯人を指した、という点で切ないと同時に爽快感がある。その子は手紙に書いた通りの思いだったんだろうけど、なぜ1枚しかない好きな人の貴重な写真を手放す(屋敷内の彼女の持ち物の中に他の写真はなかった、警察が見つけたら解決も早かったかもしれないが逆に犯人に近い場所なので探し出して隠滅されたかもしれない)?本能か、直感か、犯人が全く関心を払わなかった彼女の魂が、無意識の部分で極めて適切な処置をとったのだと思う。人間どんなに愚鈍に見えても決して侮ってはならないと言うことを教えてくれる話。
告白が純朴な分だけ犯人の悪辣さを際立たせている。一方で、びっくりするほど子供じみた作り話で犯行を仕立ててしまう幼稚さからは、1930年代のアメリカの有名作品(真犯人ならではの杜撰さや不可解な行動、最後は探偵に”処刑”される)を連想した。
途中マープルが推察を真実と言い張るのが強引なような違和感があったが、このラストでピタリとハマって、2人の絆のようなものを感じる。
結婚運が悪すぎる女性は、この事件のおかげで後々被害者にならなくて済んだのかもしれないと捉えて前向きに生きて欲しいと思った。
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ミス・マープルがとてつもなくかっこいい。
愛らしいインコのように話を聞く老婦人。それでいて復讐の天使でもある老婦人。
ミス・マープルは犯罪を憎む正義の味方としての側面を強くして私達の前に現れる。彼女の横顔に浮かぶ憤激の色、その力強い瞳に直感する。これは復讐の女神ミス・マープル誕生の物語だと。
終始漂う物語の仄暗さ、悲劇性がより正義の勝利を彩らせる。
今までとは違うミス・マープルの姿に、新たなヒーローの誕生に心震えること間違いなし。
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最後の最後の答え合わせが爽快だった。
完全にミス・ダブを疑ってたから、だまされたーてなったけど、パーシヴァルは知ってて結婚したのかな?結婚するとき経歴調べなかったのかな…。
よくあるパターンだけど、あんまり魅力的じゃない女の子がイケメンに騙されるエピソードを見るとかわいそうになっちゃう。
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イギリスの古い富裕層の習慣や考え方が面白くて、マープルおばさんものを見つけるとつい買ってしまう。
お金や権力にまみれた嫌な奴ばかりの中で起きた事件の犯人が数少ない「いい人」だと思ってた人物だったりするとショックが大きい。
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犯人、きらいやー!
ミスマープルを初めて読んだのですが、この方とっても気になる。
他の本も読みます。