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今観ても面白い作品が多い
2022/01/25 16:03
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔「やくざ映画」を観終わった観客は、みな健さん(高倉健のこと)になった気分で映画館を出ていったという話をよく聞きます。(この本では「任侠映画」となっていますが、当時は「やくざ映画」といったものです)
「昔」というのはいつの頃からいうと、1960年代後半から70年代にかけての高度成長まっただ中の時代です。
何故その時代に「任侠映画」が多くのファンを集めたか、この本の著者の映画評論家の山根貞男さんは「任侠映画の反時代性こそが、経済成長の波の底であくせくと働く人々にとっては魅力的なものであった」と分析しています。
この本ではほぼ10年にわたる「任侠映画」の歴史を三つの区分に分けています。
「興隆期」(1963年~1967年)、「絶頂期」(1968年~1970年)、そして「転換期」(1971年~1974年)です。
この本で紹介されている180本の映画の最後は1974年公開の「まむしの兄弟 二人合わせて30犯」ですが、この作品で主演を演じた菅原文太さんの「仁義なき戦い」シリーズは紹介されていません。
つまり、「任侠映画」というジャンルではないということかもしれません。
180本の映画を追いかけると、やはり鶴田浩二さんと高倉健さんの二枚看板の存在が大きいといえます。それと藤純子さん。
彼女が結婚を機に引退をすることになった1972年の「関東緋桜一家」あたりが「任侠映画」の潮目の変わり目だったのでしょう。
今でも「任侠映画」を観ることがあります。この本がそばにあれば、鑑賞の手引きになるのは間違いありません。
まさに「ご一緒させてもらいます」の気分です。
DVD購入の参考にしています
2023/07/19 15:19
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投稿者:プログレ一筋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東映任侠映画が好きで、この本の解説を読んでからDVD購入しています。特に高倉健や菅原文太の作品が好きで、これからもこの本を参考にしていきます。
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