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作者は読者を惹きつけるべく1ページ目に魂をこめた冒頭文を書く。昔林先生も買いたい本を選ぶ時は、1ページ目の内容を読んで決めろと言ってたのを思い出した。全くそういう発想がなかっただけに、冒頭文はしっかり読む癖をつけておきたい。
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あまたの文章には、冒頭にこそ著者の魂がこもっ
ていると齋藤孝氏は主張します。
冒頭文を読むだけで、その作品が自分にフィット
するのか、血や肉になるのか、を判断することが
できるとも言います。
長い間、人々に読まれ続けられている作品は間違
いなく名作です。しかし読むことが苦痛であって
はいけないです。
そこで「これは読めるぞ」と判断基準になるのが
冒頭文です。
冒頭文こそが「自分が読むべき作品」の試金石な
のです。
そんな冒頭文を集めた一冊です。読みたくなる本
が見つかること間違いなしの一冊でもあります。
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第1章 これだけは読んでおきたい! 最高に面白い日本の近代文学の名作
第2章 僕らの好きな日本の現代文学の名作
第3章 読めば読むほどどんどん教養が高まる日本の古典文学の名作
第4章 日本&世界「知のレジェンド」からのメッセージ 自伝・遺書・手紙・評伝の傑作
第5章 共感しながら読むと心に響く「日本及び日本人」論の歴史的名著
第6章 アイデンティティを確立してくれる! 東洋の精神文化 vs. 西洋の思想の名著
第7章 別の読み方でも読み直してみたい! 児童文学の名作
第8章 文化・芸術から人文・社会・自然科学まで、探究心をぐいぐい追究するための名著
第9章 紀行文・時代小説・ミステリから総合小説まで 繰り返し読みたくなる傑作エンタメの名著
第10章 戦争を知らない親子でも、ともに語り合いたい 「あの時代」のリアルを描いた名著
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やはり読書を惹きつける冒頭文には、作家は何より苦心しているのか、果ては言いたいことを最も凝縮しているのかと思わされた。
有名な冒頭文を集めて、見開き二ページで簡単な説明と齋藤孝さんの蘊蓄やらで興味をそそるようにまとめられており、そこから実際に気に入った一冊を手にするのも無論良しで、その一文のみでも覚えていて自身の中で熟成させるも良しか。
それにしても齋藤孝さんは幅広く読んでいるなあと関心させられる。
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「知ってる!知ってる!」と言う書き出しが多かったが、意外に読んでいない作品も多くこれから読んでみようと思う。