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投稿者:ヨーグルトメーカー - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は修学旅行編ってだけあってずっとらくな気持ちで読めた、人間関係もいろんな進展があったし見応えも最高。龍園もなんだかんだで楽しんでるし山村を助けたりやっぱ根はやさしいんだな
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投稿者:ジュンタロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
話はそこまで進んだというわけではないのだけれど、この巻を読まないと次巻の話もわからないので読むべき!
面白いし、読まないと損ですよ!!
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試験もなく陰湿な策略もない穏やかで学生らしい面が強調された修学旅行編。高校が舞台である事を思えば、こちらの方が本来は求められるものである筈なんだけどね
逆に考えればあのような実力至上主義の学校で仮初でも学生間の交流を図るイベントを何かしらの基準を以って行われるなら、そこには学校側の狙いが有るとも考えられるのだけど
ただ、学校側の狙いが学年末試験に有るだろう点は読めても、この交流が何を意味してくるかは不明瞭なまま
だから結局のところこの巻では単純に修学旅行を楽しむ綾小路達の模様を見る事がメインとなってくるね
修学旅行ではどうしたって気分が浮かれてしまう。それは単純に旅行を楽しむだけでなく恋愛的な部分もそう。須藤が遂に覚悟を決めるのもそうだし、綾小路を巡るヒロイン達にも幾らか動きが見られたね
その代表格が櫛田桔梗かな
初登場時こそ、明るくコミュニケーション能力に長けた魅力的な女生徒として描かれた彼女だけど、あっという間に裏の顔が現れかなり長い期間そちらを綾小路に向けていた。その為にヒロインという印象は持てなかった女生徒
けれど度重なる敗北や満場一致試験での惨敗によりその裏は限界を迎えていた。更に前巻で綾小路に助けられた事で風向きが変わりそうだったけど、まさかこの巻でああまで劇的に変わるとは思わなかったよ
明確に綾小路への何かを示したわけではない。けれど以前はアレルギーのように綾小路を嫌っていた彼女が綾小路を前にして年頃の少女のように平静を保てなくなる展開が描かれるとはね
まあ、櫛田をそこまでテンパらせるインパクトを示した綾小路も凄いっちゃ凄いのだけど。スキーを始めて2日目で上級者を制してみせるだけに留まらず、ヒーローのように櫛田を龍園から守るって何……
また、恋愛面以外では裏で静かに行われる坂柳クラスと龍園クラスの対立が気になったかな
綾小路が所属した修学旅行グループでは龍園と鬼頭が判りやすく対立していたけど、あれなどは前哨戦で旅行中は常に坂柳クラスと龍園くらすによる腹の探り合いがあったと想像するに難くない
また、修学旅行全体としても他クラスの生徒との距離を詰めるイベントがそこかしこで発生していたようで
作中で描かれた範囲で判りやすいのは坂柳と時任、綾小路と山村となるのかな
こういった対立と和解が今後何を意味してくるのか、楽しみに思える巻だったかな
それはそれとして、七瀬の可怪しな言動やあの電話の主の登場によって驚きの推測が示されたね
綾小路がこの学校に来たのは普通の学生生活を父の手から逃れつつ送るためであり、それにより幾らかの犠牲が出た。また変わらず綾小路の父は綾小路の退学を狙っている。それが本作序盤から存在していた構図だった
だというのに綾小路がこの学校で学び続ける事は既定路線且つそもそも退学も狙われていないだなんて、色々な前提が覆りそうだよ
実力至上主義の学校の謎、そして綾小路という天才を父やその周囲はどう利用しようとしているのか?その点について改めて考える必要が出て���たね
人知れず限界を迎えようとしていた一之瀬。それに寄り添う綾小路の行為は救済か破滅か…
どちらにせよ一之瀬にとって学年末試験が分岐点となるのか
せめてそれが坂柳の指摘した未来が綾小路の思い通りにならない点になる事を願うばかりだけど……
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相変わらず面白かった。
12月前の準備編のような巻だった、今回の修学旅行の動向が今後どのように転がっていくのか気になる所。早く続きが読みたい。
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幕間のような感じでテンポよく面白かった。
満場一致試験や文化祭の伏線回収もあり、着実に進んでいるらしい綾小路の計画も垣間見えた。
次巻も楽しみ〜
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今回は1巻丸ごと修学旅行の巻。
最近は熱も収まり惰性で買っていたが、さすがよう実。というか衣笠先生。読み始めると面白い面白い
あっという間に引き込まれました!
他クラスとの交流を中心に描かれており、血走るようなバチバチバトルはあまりなく、ほんわかと読めました。
特に、最後の引きが良かったです。
続きの巻も買います。
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また、面白くて1日で読んでしまった。
今回は綾小路とヒロイン達のほとんどが絡んだ日めくり恋愛物語。綾小路がやけに人間臭くて、優しさを滲ませていて、冷徹主人公にも変化があらわれだしたのか⁈
さらにシリーズ中、もっとも櫛田桔梗の魅力が発揮された巻でもあった。次号は来年かな?楽しみである。
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おや、櫛田の様子が…?
龍園と鬼頭の絡みもカオスだったけど、高円寺のグループも相当だな。同じメンバーの人かわいそう 笑
ほのぼの回のように見えたけど、今後の特別試験にどのように関係してくるんだろう。
神崎が綾小路について段々勘付いてきた描写があり、最後の一之瀬の描写も今後の展開にどのように影響してくるか。
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こういう展開になるとは
ラストエピソードには驚かされます
え?!
どこまでが
素直で
どこまでが打算なのか
語り手自身が
そういうキャラクタだから
自分自身のことさえ
はっきりとさせないキャラクタだからこそ
見せてくれる裏で
隠させるようで
手品を楽しむ
そんな気持ち
秘密はなくなり
そこでまた新しい秘密が生まれる
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修学旅行!
高度育成高等学校の修学旅行だから何か起きるのではと思ったが、4つのクラスを混ぜたグループでの行動と指定された場所から6つ選美、時間内に訪れ、写真を撮らないと次の日に勉強一色になるというものぐらい。この修学旅行を単なる旅行と見るのか、情報収集の場にするのかは、人それぞれ。
しかし、堀北と櫛田・伊吹の関係性や一ノ瀬の心境、須藤の恋愛、坂柳と綾小路の関係にも変化の兆しが見られる。
一ノ瀬と綾小路の約束はどうなるのでしょうか。
楽しみです。
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正直、特別試験がなく、今までの緊迫感のようなものが感じられず、今回はハズレかなぁと思っていた。
しかし、やはり心理学的また哲学的な描写にはこの作品は長けている。そんな感覚を持たずにはいられない。特別試験のような、この作品ならではの展開がなくとも、それを感じ取れる文章になっている、そんな作者の器量に感服した。改めてこの作品に惚れ直す、
そんな内容だ。
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修学旅行編
行き先は北海道。内容はスキーと観光地巡り、雪合戦。
クラスをまたいだグループが構成され、旅行中はグループで行動することとなる。
綾小路のグループは同じクラスの櫛田、一ノ瀬クラスの網野・渡辺、坂柳クラスの鬼頭・山村、龍園クラスの龍園・西野となった。
旅行中に須藤は堀北に告白するが玉砕。
櫛田は自分の本性を龍園にバラされることに怯えていたが綾小路の介入により解決を見る。櫛田は綾小路に恋心を抱いていることに気づいたようだ。
クラスの成績が振るわず挫けそうな一ノ瀬を綾小路が支える。
体育祭でドアの向こうから警告してきた人物は石上だった。
七瀬の行動が不審。月城は本気で綾小路を退学にする気がなかったのではないかと疑問を持つ。