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スリリング
2024/09/15 22:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
盛りだくさんではあるけど飽きずに読めて面白かったです。この作者さんの作品は結構読んでいて、悪役令嬢(令息?)のが一番好きです。平和というか性格の良さが滲み出てるような話が多くて好きです。
作者さんもあとがきで書いておられるのですが、この作者さんの多くの受けはホワホワしたちょっとズレた子です。が、今回はそういうタイプではなく個人的にはそっちの方が好きかも。
中華風腹ちがい兄弟BLです。
5人兄弟の2番目(受)と3番目(攻)です。主人公で受けの太鳳は国王の父と外国出身の母を持つ皇子。母は中世イタリアボルジア家からの着想のようですね。容姿は美しいながら国では浮いているため、自身が皇太子には向いていない、3番目の皇子龍生こそ相応しいと思っていろいろやってます。まあいろいろ。
攻めの龍生の産みの母は所謂毒婦。皇子ながら捨てられたような状態であった龍生を太鳳の母が引き取り2人は兄弟のように育ちましたが、太鳳の後見人が龍生のことというか母親、一族を嫌っており龍生が害されないよう成長した太鳳は会えば嫌いだと印象づける態度をとっています。
夏の宴で受け以外の皇子が毒殺される事件が発生。太鳳は龍生が死んだことに打ちひしがれますが、一人生きていることで逆恨みされ殺されます。そこから死に戻りループがスタート。何度も繰り返すうちに事件の全容が見えてくると同時に受攻の関係も変わっていきます。果たしてうまくいくのかハラハラと読み進めさせる展開ながらもBLであることも忘れない。
背景説明だけで500文字近くなる長編ですがレビュー投稿しようと思う面白さでしたので星4です。幕間にいろんな視点の話があるので飽きません。
最後の特別編に本編cpの話もあったら大満足で星5だったかも。
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