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第1章:石破内閣への退陣勧告
石破茂の宰相としての資質の欠如を断じ、自民党の党内選挙の誤りを強く批判。
習近平との対話を重視する姿勢は「現実無視の外交幻想」であり、日本の国益を損ねるとする。
第2章:憲法改正は“夢のまた夢”
自民党が掲げてきた「憲法改正」の党是を事実上放棄している現状を糾弾。
平和憲法による「空想的平和主義」の限界を指摘し、自衛隊の明記と安全保障体制の再構築を強く主張。
第3章:「宰相の条件」は安倍晋三に学べ
安倍晋三の外交・安全保障政策、特に集団的自衛権の行使容認を「歴史的偉業」と評価。
「理念と結果を両立させたリーダー像」として、安倍を自民党再生の原点に据える。
第4章:いまだ革命ならず
社会党や共産党など、過去の左派勢力の革命的体質が現代にも影を落としていると警告。
野党が「反自民」「護憲」にとどまることの空虚さと、健全な野党不在の危険性を論じる。
第5章:荒ぶる独裁国家に備えよ
中国・北朝鮮・ロシアといった専制国家の脅威を直視せよと説く。
特に対中依存や幻想的な対話路線は、国家安全保障上の致命的リスクと警告。
第6章:リベラル・ファシズムという猛毒
批判理論・多様性・ポリコレ文化を装った言論統制が、自由な社会を破壊していると論じる。
真のリベラルではなく、異論封殺の全体主義的傾向を「リベラル・ファシズム」と呼び警戒を促す。
第7章:「正義の味方」朝日新聞に喝!
朝日新聞の思想的偏向・ダブルスタンダード・言論の誘導に対する強烈な批判。
拉致問題、安全保障、教育に対する責任を果たしていないと断じ、メディアの堕落を糾弾。
■ 補論:自民党と保守系知識人
本来、自民党を支えるべき保守系知識人の多くが政権批判か無関心に転じている現状を批判。
「御用学者」でも「無用学者」でもない、真に国家理念を提示できる知識人の必要性を訴える。