純喫茶「一服堂」の四季
2017/09/25 11:22
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
安楽椅子さん良いですね。最後に迷うことなく納得いく謎解き、楽しめました。さすが東川ワールドですね。新ヒーロー誕生、シリーズ化と思って最後の短編は驚きなした。こんな展開あるのですね。まったく思いつきません。次作はないのでしょうね。残念です。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
かわいい喫茶店の主による謎解きが見ものの連作ミステリーです。ヒロインが気弱なのか 偉そうなのかわからなくなってきました(笑)しかし 最後がムゴい。
東川篤哉がおくる喫茶店ミステリー連作短編集。
2019/07/04 10:14
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投稿者:文学少年A - この投稿者のレビュー一覧を見る
「烏賊川市」シリーズやテレビドラマ化や映画化もした「謎解きはディナーのあとで」等で知られる東川篤哉が喫茶店を舞台にしたミステリー連作短編集が平成26年10月に単行本化され、平成29年4月に同名のタイトルで待望の文庫本化。
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投稿者:めいりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
純喫茶の女性店主の安楽椅子探偵モノとくれば思わず手が伸びてしまうもの…と手に取って読みはじれば…
良く言えば作者の茶目っ気を存分に楽しめる一冊。
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本屋大賞受賞作家渾身のユーモア・カフェミステリ!
鎌倉の喫茶店「一服堂」の美人店主は極度の人見知り。ところが未解決事件の話を聞けば、態度は豹変、推理が甘いと客へ毒舌のつるべ打ち。そして並外れた思考力で「十字架」磔死体など、四つの殺人の謎に迫る。
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鎌倉にひっそりと佇む喫茶店「一服堂」の美人店主・ヨリ子は極度の人見知り。だが未解決事件の話を聞けば、態度豹変、客へ推理が甘いと毒舌のつるべ打ち。そして並外れた思考力で、密室の「十字架」磔死体など四つの殺人の謎に迫る。愛すべきキャラ、笑い、衝撃トリック満載の傑作短編集。
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最後はさすがのどんでん返し.森博嗣氏も似たようなものを使った作品があるが,一筋縄でいかないのは流石.でも,新しいキャラクタを敢えて作らなくてもよくありませんか?!
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鎌倉にひっそりと佇む喫茶店、一服堂の女主人は極度の人見知りで店は閑古鳥が鳴いている。
しかし客が語る殺人事件を推理してみせるときは態度が豹変し、「客の推理が甘い」と罵倒する。
そして人並外れた思考力で事件を鮮やかに解いていく―。
タイトル通り、春夏秋冬に起きた四つの事件を収録した短編集。
キャラの立った登場人物たちが織り成す会話はテンポよく、コミカルでとても読みやすいです。
しかしライトな語り口とは裏腹に、扱う事件は死体が磔にされたりバラバラにされたりとどれも猟奇的で、ほのぼのとした雰囲気とのギャップが面白いと思いました。
トリックは誰にでも途中でわかるような子供だましばかりでちょっとガッカリ。
本の帯に「衝撃のどんでん返し!」と書いてありましたが、わざわざこんなトリックにしなくてもいいのに…。
せっかくの仕掛けがうまく作用されておらず、設定が生きてないような気がしました。
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面白いなぁ。相変わらず面白いなぁ。
ユーモアに磨きがかかっている。
憎たらしい仕掛けまで用意してあって小憎たらしい。
すっかり短編専門作家になってしまった著者だが、こんな面白い話を4つで一冊なんてもったいない。まぁこれはそれありきの連作短編集なんだからそれはそれで良いのだけれど。
是非とも長編、長編の新作を、私は待ち望んでいるのです。
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ミステリーものを初めて読んだ。仕掛けの一つ一つになるほどと感心した。殺された人を中心とした周りの人達の心理描写や関係性が深く掘り下げられている訳ではないため、物語性よりもトリックやコミカルな掛け合いを楽しみたい人向けのものだと思った。
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毎度毎度東川篤哉にはやられてしまいます。どうしてもベタなギャグと軽い文章のため誤解されがちなのですが、東川作品はガチガチの本格ミステリなんですよね。
使い古されたネタをこのように展開させるのか! と驚きと喜びに満ちた読後感なのでした。
鎌倉にひっそりと佇む時間が止まったかのような喫茶店。そこの店主ヨリ子は極度の人見知りだが、猟奇事件の推理を始めた途端に態度が豹変する。この設定もあれこれの寄せ集めのような感じもあるのですが、そんなことは些末なことなのです。そこには十字架磔死体や頭部と手首が切り落とされた死体など猟奇に彩られた事件と、何故どうやって誰がという魅力的な謎があるのです。それがテンポよい会話で進められギャグの中にも伏線が忍ばされる。実に構成が美しいのです。
謎や伏線自体は割とわかりやすく示されてもいます。しかしそれは読んでいる最中に引っ掛かりを感じた部分にきちんと意味があるということ。これまた美しいミステリの要素ですね。そして最後に仕掛けられたトリック。隅々まで楽しませてくれます。
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鎌倉にひっそりと佇む喫茶店「一服堂」の美人店主・ヨリ子は極度の人見知り。だが未解決事件の話を聞けば、態度豹変、客へ推理が甘いと毒舌のつるべ打ち。そして並外れた思考力で、密室の「十字架」磔死体など四つの殺人の謎に迫る。
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あまりのバカバカしさにビックリした。
こういう作品なんだと思って読めば楽しめるのかもしれないが……。
前情報なく読みはじめてしまったので、思っていた作風と違っていて、戸惑ってしまった。
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春は吊るされた十字架。夏は畑の中の十字架。秋は首のすげ替え。冬は汚い!!
トリックを成立させるために仕方なかったのかもしらんが、いきなり時間が飛んでメイド服の美女が家政婦は見た!みたいになったのは悲しかった。
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主人公というか名探偵役の性格が極端過ぎたこともあり、4篇目のトリックを思いついた段階で、各篇間の整合性を取るもう一つのトリックを入れなくてはならなくなり、4話完結にしたのだろうと思うのは、邪推だろうか。