楊令伝 シリーズ
2023/08/07 14:46
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
呉用がわが身を呈して新興宗教団体(?)に潜入したのはいいが、なんだか危なっかしい。洗脳されつつあるのでは?落ち着け呉用!
禁軍と方臘軍の対決、ついに決着
2020/04/19 20:32
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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
童貫の禁軍と方臘の叛乱軍が数多の駆引き、ぶつかり合いを経て、ついに決着が付いた。双方、犠牲を払いながら次第に正面からぶつかる様や方臘という人物の大きさに引き込まれて読んでいった。
方臘の乱が終結し、第一部終了と言ったところ。
これからは梁山泊と宋、金の関係に焦点が移るだろう。そして、前巻で登場した秦檜に続き、韓世忠も登場した。秦檜は青蓮寺が接触したし、岳飛伝への布石もありつつ、この楊令伝の中でどのように絡んでくるのか、楽しみである。
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この巻では梁山泊の場面が少なくちょっと物足りなかった。
信者の楯に使う戦い方は読んでて嫌な気分になる。
物語の流れの上で重要な場面ではあっただろうけど、早く颯爽とした漢達の闘いを読みたいな。
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南の宗教騒乱は70万人もの犠牲者を伴う酸鼻を極めた戦いの末、禁軍の勝利となる。その間梁山泊軍は一州に相当する地域を制圧し新たな国の形を模索しはじめる。智多星・呉用の”あがき”が心に残る第5巻です。
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「方臘殿に、お伺いしたい」
燕青は、階を見あげて言った。
「この乱で、血が流れすぎた、とは思われませんか?」
「燕青、叛乱では、血は流れないのか?」
「多すぎたのではないか、と申し上げております」
「ひとりの血も、百人の血も、同じだ。一万であろうと、百万であろうと、俺の信徒どもは、死ぬほうが幸福だと信じたのだ。大地は血と同時に、信徒の喜悦も吸った」
「わかりません」
「わかる必要はない。俺は叛乱を起こして、面白かった。生きて生きて、生ききった、といま思える。教祖だけやっていては、そんな思いは得られなかったと思う」
「流れた血が多すぎました」
「どれほど多かったのだ。半分だったら、それでよかったのか?」
「いえ」
「血は流れるものだ。生きていれば、血は権力に吸われる。その権力に刃向かって流した血ならば、吸われる血よりましだっただろう、と俺は思う」
「言い訳に聞こえます、方臘殿」
「燕青、言い訳をしているのは、おまえだ。梁山泊は、これから宋と闘うのだろう。その時に流れる血の言い訳を、いまからしているのではないか」
一瞬、そうかもしれないと燕青は思った。志のために流す血、と言える。しかし、方臘は笑い飛ばすだろう。
「流れる血に意味はない。血は、ただ流れるだけだ。それが、連綿と続いた、人の世というものだ」
方臘は再び背を向け、階を上っていった。
方臘対童貫の戦に決着がついた。方臘側の犠牲、70万。ほとんどが信徒で、抵抗もなく死んでいった。燕青は、この小説では珍しく、何度も何度も繰り返し方臘に詰め寄った。ここでの問答は、この巻だけの問題ではなく、所謂「革命」の何たるかを問う永遠のテーマだからだろう。もちろん、ここでは結論は出ない。
この巻で楊令は一挙に「水滸伝」以上の革命拠点を占領してしまう。しかし、それでは終らない。これから、「革命」が始まる。
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長かった南での戦いが終わった。途中、童貫が死ぬのかと思ったところもあったが、それはさすがになかった。呉用も助けだされないのかと思ったが、無事に助けだされてよかった。これで一旦区切りがついたので、後はいつ、梁山泊軍と宋軍との戦いになるかが楽しみである。
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解説の小久保裕紀の言う通り、このシリーズは登場人物のはくセリフがカッコよすぎる。小久保選手は、それに魅力を感じているのだが、私には鼻に着きすぎて、どうもいけない。
小説としてのリアリティが感じられない原因となるのだ。悪い奴がいて、弱い奴がいて、小説は面白いのだ。
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方臘の乱ついに決着!ということで…。
もう、どんどん死んでいって、どんどん新しい人たちが出てきてそれを追うのにちょっと疲れてしまった。
あと、方臘の軍の人たちが当初に比べて相当かっこ良く描かれだしているので、ちょっと自分の中での各人の設定がぶれてしまう。
色々、思うところがあったが、この巻は何といっても趙仁(呉用)。
水滸伝の時から嫌われ者の呉用が好きだったので、大活躍を読めて非常に良かった。
あとがきがプロ野球選手の小久保だったのにはちょっと笑ってしまったがw
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北と南の叛乱が終わった。どちらも官軍が勝った。官軍が勝ったのに、官軍は勝っていない。
梁山泊の戦いがようやく次巻から始まるのかな・・・。楊令と童貫の置かれている状況が変わりすぎているし、そもそも宋対梁山泊という構図すら小さくなってきているし・・・。これからどうなっていくのか楽しみだ。
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あの頭でっかち呉用が最前線で壮絶に戦います。
もう懐かしいとか言ってられない。
戦いの物語が続いていきます。
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この巻の主役は何といっても趙仁(呉用)。
前巻からの流れで死亡フラグ立ちまくってたと思ったら無事救出。
ただ、官軍vs梁山泊の戦いに突入する次巻への期待を込めて評価は低め。
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童貫様、お疲れ様でございまふ…
激甚の南方戦がようやく終結。
次は我らが楊令くんが動くかな?
ったくチートだらけですな〜
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ワクワク方臘vs.童貫将軍の巻。そういや、4巻の最後は急展開やった。なんやなんや?みたいな。さて、急展開について行けるか…
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楊令伝の第5巻、物語に大きな一区切りがついた。ただ、これは次の大きな物語の序章のよう。これから生き残った漢達の物語がどう進むのか、楽しみでなりません。
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2011年11月 01/067
いつ読み終わったか忘れてしまいました。
とりあえず、ホウロウの乱が終息して、扈三娘がえらいことになっていくはじまりまでです。