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人間関係の基本を説き、人望が集まる人の考え方を記した一冊。人間の習性をうまく活用した人間関係の築き方を解説している。人々は自尊心を傷けられると感情的になりやすいが、自尊心を大切にしてもらうと理性的に振舞うこと。人々は知恵を求められなければ体力を100%発揮することが心理的にできないことを紹介。やはり、相手が求めているものをうまく与えていくことが人間関係において大切であると感じる。
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今迄読んだこういう感じの本の中で、1番心に響いた。
どうしてそうなるか。
そうしたらそうなる。など
的確にシンプルに嫌味なく書かれていて
素直に実行しようという気になれた。
そして、結果も出そう。
再読したい本になった。
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相手は自分の思った通りに行動する。自分が他人を恐れて話しかけようとしなければ、相手も自分を恐れる。しかし、他人と友好的な関係を築きたいという人がほとんど。なら、1%くらいの微小なリスクはあるかもしれないが、相手が自分のことを好いてくれると信じて自然に話しかけることが大事!
自分の自己評価のとおりに相手に見られる。プライミング効果を使って自己肯定感を高めていく!
誰もが重要感を満たして欲しいと思っている。
・特別扱いする
・相手の話を目を見て聞く、返答の前に間をあける
・目立たない長所や意外なところでほめる
・微笑みかける
・注意する前に褒める
失業の原因の9割が専門技術ではなく人間関係がうまくいかなかったことによるものだという研究結果もでている。
僕自身も自己分析をしてみて、人との繋がりを最重要視していることがわかってきた。
人間関係は実践しないと身につかないから、学校が始まったら毎日一つずつやってみる。
オンラインサロンはとても練習しやすい場所だと思うから、癖をつけていく!
心理学の見地に基づいた理論に納得する場面が多々あった。非常に面白い。何度も読み直し実践して身につけていきたい。
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ものすごく分かり易い。
とても重要で、王道で、間違いのないコミュニケーションの指南書だと思いました。
小学校や中学校の教科書に入れてもいいくらいの纏り方をしています。
『わかってるけど、できねーんだよ!』
と言う気持ちになったら一回休憩してまたこの教本通りに行動すれば人間関係は徐々に改善しそうだなと思った。
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いちいち心に残る、具体的な対処法も満載で勉強になった。人間の習性に基づく、人間関係構築方法。相手の自尊心のコントロールに注力していきたい。議論の仕方、褒め方、注意の仕方。一貫している。自分が望む主音で会話を始めることで、場をコントロール出来る点も、なるほどと感じた。
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・人間関係をうまくいかせる上でとても重要なことは相手の自尊心を満たし決して傷つけないこと。人はそれぞれ自分が思ってることがあり、それを他人に傷つけられると人間関係に亀裂が入ってしまう。
・成功者と失業者の大きな違いは人間関係がうまくいっているか、いっていないか。成功を収めている人ほど周りに救われている。逆に失敗する人は技術不足よりも圧倒的に人間関係によるものが多い。
・全ての人は自分のことをなによりも大切に思っている。だから相手のことを重要だ、必要だ、と感じさせるように接しないといけない。相手が自分の価値を認めてもらえないと反発や不満を生んでしまう。
・人とうまくやっていく第一のルールは、すべての人を重要な存在とみたすことだ by実業家ヘンリー・カイザー
・相手の重要感を満たすことに最善を尽くす方が良い。自分が失うものは一つもない。相手が仮に間違ったことを言っていたとしても、よっぽどのことでない限り訂正しなくても良い。それを訂正したところでなんの得にもならないし、相手の自尊心が傷つくだけだから。
・約束した時間を守ると言ったような小さな約束から絶対に守る必要がある。小さな礼儀の積み重ねで信頼が厚くなり信用される人間になっていく。
・大人であれ子供であれ1人1人に注目すると良い。しかし注目しすぎることはない。少し気にかけていれば、相手からすると自分も重要な存在として扱われているというように思うから。
・自分のことを良く見せようとしてはいけない。だれかがすごいと思った時には素直にその人を称賛すべきだと思う。自分の方が!っと思っていても口に出さずに心の中で留めておくと、感じの良い人間になっていく。
・自分の言動や行動次第で相手のモチベーションや意欲が上がる。自分が相手に期待している、がんばってほしいという気持ちが伝われば伝わるだけ相手は自分が重要視され期待されていると感じ全力を尽くして期待に応えたいと思うようになる。
・第一印象や見た目だけで相手に敵意や先入観を持つことは絶対に避けなければいけない。しようと思っていなくても先入観は行動に出てしまう。すると相手にもそれが伝わり印象を悪くしてしまい、自分が嫌いな人に自分から仕立て上げてしまうことになる。
・なににでも熱意は大事。自分が熱意を持っていれば、その熱意は必ず相手にも伝わる。
・根拠のない自信を持って振る舞わなければならない。その自信が相手からの信頼を生むことになるし、本当の自信へとだんだん変わっていく。意見を言う時でも姿勢を正し堂々と話さなければいけない。普段の歩き方から意識して生活していく必要がある。
・他人と関わる中で自分の第一印象はとても重要だ。第一印象が主音として相手の中で自分のイメージがずっと残っていくことを考えなければいけない。
・自分をつまらない人間だと考えれば相手にもそれが伝わり相手も自分のことをつまらない人間として扱うことになる。
・人や他社の悪口や陰口などをむやみやたらに言うべきではない。それを聞いた人も自分に良いイメージを抱かないだろうし、口に出すといやでも行動や態度に現れてしまう。
・自分の態度次第でそ��場の雰囲気や相手の心を変えることができる。ネガティブな発言ではなく常にポジティブな発言を心がけるべきだ。
・相手が自然体でいられるように接することが大切だ。言うまでもなく自分と相手では同じなわけがない。しかし、相手を認めて、相手を尊重し自分にとって特別だと伝えることができるようにならないといけない。
・相手が心を開いてくれるのを待つのではなく、相手は自分に友好的に接してくれると想定して自分から歩みよることが必要だ。決して相手が敵対的な態度を取ると想定してはいけない。
・大らかな態度で笑顔をいつも大切にする。適切な場面でほほ笑んでマイナスになることは少ない。ほほ笑むことにより相手も心を少し許すかもしれないし、印象がよくなる。
・初対面の人と話す時に、完璧に話そうとするのではなく、たわいもないありきたりなことから始めると良い。いずれ面白い話に繋がる。
・自分自身について話すのではなく、相手に質問を投げかけ相手中心に話すと良い。いくら自慢したいことがあっても、それを言ったところでなんの得にもならない、自己満足しているだけ。
・人とうまく関わっていく上で最も重要なことは相手の話をしっかり聞くことだ。相手の顔を見て自分が相手の話を聞いていることが相手に伝わるようにすれば相手ももっと話したくなるし深い話に繋がっていく。
・問題解決の際に自分以外の知恵を積極的に使うべきだ。相手にアドバイスを求めることによって相手も親身になって考えてくれるし、より良い解決が望める。
・些細なことでもいいから相手を褒めるように心がける。なにがいいのか具体的に言うとさらに相手に伝わりやすくなるし、相手も向上心を持って仕事に取り組むようになる。
・注意したいことがある場合は1対1で話した方が相手の自尊心が傷つかない。そして褒め言葉で前置きし、相手という人間に、でなく、行動に、注意するようにする。正しい方法も具体的に教える。同じことの注意は1回までにする。
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◆内容
人望が集まる人はどんな人なのか。
「相手の自尊心を満たすことができているのか」
「人間の習性を理解しているか」
◆感想
本書は(当たり前な)人間の習性を非常にわかりやすく解説してくれている。
「自分がされたいことは他人もされたいこと」
「具体的な褒め方」など、すぐに使える形で書いてくれていることがとても助かる。
◆使ってみたいこと
「自分が求めているものに合わせた調子で始める」
→主音を響かせる→こちらの意図する目的や美女を見せる→相手はそれに応えてくれる。
「すべての人にスポットライトをあてる」
→少しずつ注目するだけで十分である。
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人とのかかわりではgive&takeが大事だと理解はしていたが、具体的にどう行動するのかまではうやむやだった。
この本は、具体的なルールにまでかみ砕いて説明されているのでとてもわかりやすい。
人間の習性を理解しているかどうかで、人とのかかわりの善し悪しに大きな差が生じてしまうことを実感しました。
読み直して自分のものにしていきたいです。
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成功と幸福のカギは人間関係
人間関係の技術を実践する。
人間関係の技術は小手先のテクニックではなく、人間の習性を正しく理解すること。
・すべての人は程度の差こそあれ自分本位
・すべての人は自分に最も強い関心を抱いている
・すべての人は自分が重要だとかんじたがっている
・すべての人は他人に認められたいと思っている
→まとめると、
すべての人は自分の自尊心を満たしてほしいと強く思っている。
その願望がある程度満たされて初めて、
人は自分のことを忘れ、他人に意識を向ける事ができる。
→反対に言うと、
自尊心が満たされないと他人に対して批判的になる。
→自分にあてはめると
現状他人に対して批判的、
自分の自尊心を満たせていない状況。
この状況である事は把握したので、
他人の自尊心を満たす事に注力する。
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とても読みやすい一冊。
私の場合、翻訳した自己啓発本は、
読むのに結構時間がかかるんですが
これは、分かりやすくすんなり
頭に入ってきてあっという間に読みました。
すぐに実践できる内容が多く参考になりました。
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前から気になりやっと読めた本。やはり人間関係は深い。与えることで得ることが多いということ。与えられのを待っていてはいけない。人が持って生まれた満たされたい欲求を叶えてあげることで関係性は良くなるとのこと。小さいことにイライラしていたら、相手にもイライラされてしまう、まるで鏡のようだとも…。結局は自分にして欲しいことを相手にしてあげるということだと思った。良本。
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経営者、マネジメントやリーダーシップを発揮する立場の人には必読。
以下に当てはまる人間に読んでもらいたい。
・自己重要感が低い
・承認欲求が強い
・全ての物事を勝ち負けで判断する
・他人の批判ばかりする
・他人と比較する
人望が集まる人間にはどういった思考様式が必要かを分かりやすく伝えてくれる。
下手なマネジメントよりもこの本を読んで理解した方が早い。
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全ての人は自分の自尊心を大切にしてほしいと願い、
それを傷つける人を敵とみなす。
人間関係についての基本原則がたくさん詰まっている。
読んでいる時はそんなことは当たり前だと思っているが実際に行動に移そうとすると途端に難しくなる。
そもそもその基本原則を忘れていることも多い。
自分に必要なところを定期的に読み直し心にとどめておきたい。
この本の中で新しい発見がひとつだけあった。
○人々は自分の知恵を活用してほしいと思っている
『人々は知恵を求められなければ体力を100%発揮することが心理的にできない』ということ。
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人望が欲しいと思った動機、それは楽して人を動かしたいと思ったから。しかし、人望を手に入れるためには、努力を積み重ねて人が集まってくる習慣を身につけなければならない。その努力は、相手の自尊心を満たす、相手に賛同する等、人に対して人一倍気を使わなければならないことで、楽して人を動かすこととは、対峙することである。それでも、人望を手に入れたいと思うのは、人望のある人は、習慣として、相手の気持ちを満たすことが出来る人であり、自分もそんな人になりたいと思っているからだろう。
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長らく積読になっていたけど、ようやく。
人間関係に悩むすべての人に、何らかの気づきを与えてくれると思います。
以下、心に留めておきたい点。
第2章
自尊心が満たされないと他人に対して批判的になる
自尊心が満たされれば、他人のニーズに意識が向けられる。
第5章
自分が望む「主音」で会話を始める。
自分の最初の言葉、動作、態度が主音になること。
第6章
相手を受け入れる
自分らしく振る舞う権利を相手に与える。
他人を変える力を持っている人はいないが、相手をあるがままに受け入れると、自分を変える力を相手に与えることができる。
第9章
話を聞く人は利口な人
「神様は人間にふたつの耳とひとつの口を与えた。話す量の2倍聞くことにあてるよう意図したからだ」
第12章
ほめ言葉をかけるとき
誠実に。大きなことをいい加減にほめない。ささいなことについて本気でほめる。
相手そのものより、相手の行為や性質をほめる。
第13章
相手に注意を与える
あなたのためを思って言っている、相手の欠点をあげつらって自分の自尊心を満たそうとしているだけ。
自己分析エクササイズ
自分の欠点を紙に列挙
いきなり自分を改造するのではなく、最大の欠点を直す努力をした。一回にひとつの欠点に取り組んだ結果、1年で自分に損害をもたらしていた多くの悪い習慣を直すことができた。
たしかにそうだよね、と思うことばっかりだったけど、果たしてどれだけ実行できていたんだろう…。
仕事や友人関係にもいえるし、「一緒にいてきもちのいい人」になれるよう努力してみたい。